環境省は9日、福島県楢葉町で、除染などで出た土や草木などの放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設候補地の選定に向けた現地調査を始めた。 中間貯蔵施設をめぐっては、環境省が、福島第一原発の周辺に分散して建設する方針で準備を進めてきた。その中で、楢葉町は、町内で出た廃棄物を貯蔵する「保管庫」としての調査であれば受け入れることに合意したという。 環境省の職員と業者が9日、除染で出た廃棄物を保管している仮置き場を3か所回り、管理状況を調査した。環境省は、今月中に楢葉町の複数の場所で地質や周辺環境の調査を行い、その後、住民説明会を行った後に、ボーリング調査する場所を1か所に絞り込むと説明している。 中間貯蔵施設は15年1月からの稼働を目指して計画している。
【カイロ=大内清】イランからの報道によると、核兵器開発が疑われている同国のアフマディネジャド大統領は9日、中部ヤズド州にあるウラン鉱山2カ所の採掘を開始し、濃縮ウランの原料となるウラン精鉱(イエローケーキ)の製造工場を同州アルダカンで新たに稼働させたと発表した。大統領は、これにより、自国内で「核エネルギーの全過程を確立することに成功した」と強調した。 大統領はまた、核開発を阻止しようとする米欧は、イランに対する「態度を改めるべきだ」と述べた。 イラン核問題をめぐっては、国連安全保障理事会5常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランとの協議が5、6両日にカザフスタンで行われ、進展がないまま物別れに終わったばかり。核開発は平和利用目的だと主張するイランとしては、この時期に核燃料の「自給自足体制」を発表することで、核開発を貫く姿勢をアピールした形だ。 イラン国営通信などによると、新工場の製造能力は
牛白血病の発病頭数の推移 【長野剛】感染性の牛白血病の届け出が、国内で急増している。農林水産省によると、昨年は2090頭の牛が発病し、4年間で倍増した。乳牛では4割、肉牛では3割が牛白血病ウイルスに感染しているとされ、発病すれば出荷禁止となる。畜産業界の強い危機感を受け、農水省は感染の拡大を防ぐ指針づくりに取り組む。 動物衛生研究所(茨城県つくば市)によると、牛白血病ウイルスは血液の接触で感染し、アブなどの吸血昆虫や医療器具、母子感染によって拡散する。感染した牛の数%が発病する。人間には感染しない。 発病した牛は、動きが鈍り、やがて死ぬ。出荷も禁止され、廃棄処分になる。4〜8歳の発病が多いが、最近は若い発病例もある。治療法はなく、感染した牛を隔離したり、吸血昆虫を駆除したりして感染を予防するしか手がないという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申
被害者家族「生きて話してもらいたかった」 連続企業爆破事件の「東アジア反日武装戦線」メンバー 桐島聡容疑者とみられる男 けさ入院先で死亡 警視庁公安部 警視庁に身柄を確保された桐島聡容疑者(70)とみられる男が、けさ、入院先の病院で死亡しました。連続企…
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