既報の通り、ついにエンタープライズJavaの次期バージョンであるJava EE 6の仕様策定がJSR 313としてスタートした。本連載でも時期を見てJSR 313やそこに含まれるコンポーネントJSRの詳細を取り上げていく予定だが、エンタープライズ分野に携わる開発者はjcp.orgなどで公表される情報に目を光らせておくといいだろう。 さて、今回もJava SE 7に導入が予定されているAPIを紹介する。Java SE 7への導入が検討されているAPIにはアノテーションを活用したものも少なくない。本来ならば複雑な設定を必要とするような機能も、アノテーションを利用することで容易に利用できるようになるため、この流れは必然と言えるかもしれない。今回はそんなアノテーションを活用したAPIのひとつである「JSR 303: Bean Validator」を取り上げる。 JSR 303はJava Beanオ
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