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economicsに関するdankogaiのブックマーク (64)

  • 唯一読むに値するアベノミクス本 - 書評 - 日本の景気は賃金が決める : 404 Blog Not Found

    2013年04月21日21:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 唯一読むに値するアベノミクス - 書評 - 日の景気は賃金が決める 日の景気は賃金が決める 吉佳生 アベノミクスも賛否両論ずいぶんと出回っているし、そのうちかなりの部分が献されてきたのだが、どれも一番大事なことを言っていないことにorzとなっていたが、我が意を得た一冊をやっと見つけた。やはり献ばかりには頼れない。 書「日の景気は賃金が決める」と他が決定的に違うのは、「日経済」ではなく「日人の経済」を語っている点。 目次 序章 賃金格差を縮めれば、日の景気は回復する 第1章 日経済の現状 -- 過去60年で最悪でも、世界では優等生? 第2章 日銀行の罪 -- 過去の金融緩和が賃金デフレを深刻にした 第3章 金融政策のキホン -- どのようにおこなうのか? 第4章 金融緩和と公共事業拡大

    唯一読むに値するアベノミクス本 - 書評 - 日本の景気は賃金が決める : 404 Blog Not Found
  • 価格規制と数量規制:関東の電力不足対策 - マーケットの馬車馬

    今回の震災で被害に会われた方々に心よりお見舞い申し上げます。過去に例の少ない悲惨な被害と、過去に例の無い多くの映像記録とに圧倒されつつ、色々と思うこともありました。しかし私の個人的な感情には衆目に晒すほどの価値はありませんので、ここでは自分が書けることを書いていこうと思います。 少し前にニュースを読んでいたら、民主党の岡田幹事長が「計画停電に変えて価格制限を行うべき」と発言したらしい。確かに、現状の輪番停電はあくまでも緊急避難であって、今後より効率の良い方法を考えなければならないことに疑問の余地もなければ議論の余地もない。 ただし、それは「価格制限(価格メカニズムの活用)の方が議論の余地無く望ましい」という事ではない。価格メカニズムの活用は、経済学が得意とする効率的で「エレガント」な解ではあるが、非効率で野暮ったい数量統制(例えば配給制)の方が最適になるケースもあるということを、経済学は教

    価格規制と数量規制:関東の電力不足対策 - マーケットの馬車馬
    dankogai
    dankogai 2011/04/05
    「価格規制は効率性に優れるが、数量規制は確実性に優れる」この一言が欲しかった。自分で言おうとも思ったけど経済学クラスターの人が言った方がずっといい
  • Free Won't, from Envy - 書評 - ゼロから学ぶ経済政策/和解する脳 : 404 Blog Not Found

    2010年11月15日16:15 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 Free Won't, from Envy - 書評 - ゼロから学ぶ経済政策/和解する脳 双方とも出版社より献御礼。 和解する脳 池谷裕二 / 鈴木仁志 ゼロから学ぶ経済政策 飯田泰之 一見関係なさそうなこの二冊を、一つの感情がつなげている。 嫉妬、だ。 「和解する脳」は、「単純な脳、複雑な「私」」の池谷と、「和解させたい」弁護士鈴木の対談、そして「ゼロから学ぶ経済政策」は「オーソドックスな」経済学者による経済政策解説。後者に関しては、いかに同書がオーソドックスであるかをこう強調している。 オーソドックスありきのオルタナティブ - 『ゼロから学ぶ経済政策??日を幸福にする経済政策の作り方』(角川Oneテーマ21)発売によせて  - SYNODOS JOURNAL(シノドス・ジャーナル) - 朝日新聞社(WE

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  • 「成長なき時代」? - 書評 - 貨幣進化論 : 404 Blog Not Found

    2010年10月13日10:45 カテゴリ書評/画評/品評Money 「成長なき時代」? - 書評 - 貨幣進化論 新潮社三辺様より献御礼。 貨幣進化論 岩村充 今年読んだ経済の中で、最も納得感の強い一冊。 特に、「なぜ経済成長していない日の円が高いのか?」という一見不可思議な現象に対する答えは、書が一番説得力があった。 もっとも私は書の指摘に全て同意しているわけではない。特に不同意なのは、理論ではなく現況認識。プログラムが同じでも、入力が異なれば当然出力は異なるように、理論が同じでも現況認識が異なれば自ずと答えも変わってくる。 書「貨幣進化論」は、元日銀マンの経済学者による、貨幣の現在・過去・未来。 岩村充『貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―』|新潮社より パネル1:ドーキンスとスミス / パネル2:文字の起源 / パネル3:需要と供給そして「見えざる手」 / パネ

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  • 神の見えざる両手 - 書評 - 共感の時代へ - 小飼 弾

    最近読んだ中で、もっとも「共感できた」「経済書」。 「強い者は生き残れない」とあわせて是非。 書「共感の時代へ – 動物行動学が教えてくれること」は、経済人および経済学者たちの「ご都合主義」あるいは「片手落ち」を、生物学者の立場から諌めた一冊。 目次 はじめに 1.右も左も生物学 強欲を正当化する「進化」/直感的な道徳判断/親抜き「ベビー・ファーム」/人類の自然な状態/「社会契約」の神話/攻撃性と戦争 2.もう一つのダーウィン主義 自然主義的誤謬/喧嘩を仲裁するチンパンジー/エンロンと「利己的な遺伝子」/ブタの子を育てるベンガルトラ 3.体に語る体 あくびの伝染/対応問題/サル真似の技術/身体化した認知/共感する脳/痛みに同情するマウス/人間を看取るのオスカー/ミラーニューロンの発見 4.他者の身になる 同情と共感の違い/慰めの抱擁/「推測する者」対「知る者」 /動物たちの利他行動/赤

    神の見えざる両手 - 書評 - 共感の時代へ - 小飼 弾
    dankogai
    dankogai 2010/04/29
    神の見えざる両手 - 書評 - 共感の時代へ
  • 自由の理由 - 書評 - ハイエク 知識社会の自由主義

    第1章 帝国末期のウィーン 第2章 ハイエク対ケインズ 第3章 社会主義との闘い 第4章 自律分散の思想 第5章 合理主義への反逆 第6章 自由主義の経済政策 第7章 自生的秩序の進化 第8章 自由な社会のルール 第9章 二一世紀のハイエク ハイエクとはどんな人だったのでしょうか。 経済学者ハイエクに関してなら、このビデオで充分かも知れません。 YouTube – “Fear the Boom and Bust” a Hayek vs. Keynes Rap Anthem (字幕なしオリジナル) Greg Mankiw が紹介していただけあって、実によくできているのですが、ハイエクは「単なる」経済学者としてはあまりに大きな存在で、このビデオではさすがにそれはわかりません。 ハイエクはなぜ偉大なのか? 「なぜ自由が必要なのか」という問いに対して決定的な答えを出したからなのです。 書はそれを

  • 適所あっての適材 - 書評 - 強い者は生き残れない : 404 Blog Not Found

    2010年03月29日10:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 適所あっての適材 - 書評 - 強い者は生き残れない Amazonより入手。 強い者は生き残れない 吉村 仁 やっと腑に落ちた。 なぜ生き物が競争以上に協調を尊ぶのか。 著者の環境変動説は、木村資生の中立進化説に匹敵する進化論の補強となるだろう。 と同時に、改めて確認した。 経済学というのは生物学の一部門なのだ、と。 書「強い者は生き残れない--環境から考える新しい進化論」は、進化において今まで最も不可解だった協調という行為が、まさに進化論的であることを一般に説いた一冊であると同時に、人類もまたその一部であることを再確認した一冊。 目次 - 吉村仁『強い者は生き残れない―環境から考える新しい進化論―』|新潮社を要約 まえがき 第一部 従来の進化理論 第一章 ダーウィンの自然選択理論 第二章 利他行動とゲーム理論 第

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  • 競争忌避=協調忌避 - 書評 - 競争と公平感 : 404 Blog Not Found

    2010年03月26日14:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 競争忌避=協調忌避 - 書評 - 競争と公平感 中公新書編集部より献御礼。 競争と公平感 大竹文雄 レーベルにふさわしい、地味ながら滋味豊かな名著。大塚砂織の挿絵もまたすばらしい。拙著「弾言」「決弾」もそのおかげでどれだけ価値が上がったか計り知れない。 書で日人の競争嫌い--実は協調嫌いの裏返し--が少しでもよくなればよいのだが。 書「競争と公平感」の副題は「市場経済の当のメリット」。当のメリットとはなにか。社会が豊かになることである。それでは社会が豊かになるとはどういうことか。これが一言でまとまらない。まとまらないからが一冊必要になる。そのまとめとして、書は現時点で手に入る最良の一冊といっても過言ではないだろう。 目次 競争と公平感: 大竹文雄のブログより プロローグ 人生と競争 I 競争嫌いの

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  • ペア書評 - 行動経済学/経済は損得で理解しろ! : 404 Blog Not Found

    2010年03月13日23:45 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 ペア書評 - 行動経済学/経済は損得で理解しろ! 双方とも編集部より献御礼。 経済は損得で理解しろ! 飯田泰之 行動経済学 依田高典 こうして二つ並べてみると、実に面白い。 「行動経済学」の方が古典的なたたずまいで、「経済は損得で理解しろ!」の方が行動経済学の応用の、しかもどぎつい例になっているのだから。 だからこそ首をかしげざるを得ない。 なぜ飯田は今なお「古典的な」「マクロ」「経済学」の枠組みに留まっているのかが。守はこれくらいにして、そろそろ破、そして離を見せるべきときではないのか。 「行動経済学」は、「遅れて来た正当派」。すでに同名の光文社新書があり、また一般向けの行動経済学もこれだけ充実し、「予想どおりに不合理」や「経済は感情で動く」をはじめとする一般向けの行動経済学が巷にこれほど溢れているにも

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  • まずは日銀よりはじめよ - 書評 - 日本経済復活 一番かんたんな方法 : 404 Blog Not Found

    2010年02月22日05:30 カテゴリ書評/画評/品評Money まずは日銀よりはじめよ - 書評 - 日経済復活 一番かんたんな方法 光文社新書編集部より献御礼。 日経済復活 一番かんたんな方法 勝間和代 / 宮崎哲弥 / 飯田泰之 書名は「釣り」だが「嘘」でも「誇大広告」でもない。安心して、いや信頼してつられて欲しい 「インフレターゲットのすすめ」は少なくないが、やっとおすすめできる一冊が出来たようだ。 理由は三つある。 書「日経済復活 一番かんたんな方法」は、前述のとおり「インフレターゲットのすすめ」。同様の主張は数多の経済学者たちのblogもしているが、書を薦める三つの理由を述べる前に、まず「なぜそれが一番かんたんな方法」なのかを述べておくことにする。 目次 はじめに 第1章「失い続ける日」の課題--閉塞感を打破するために 【コラム】GDPって何? 第2章

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  • 世界最古職業最新事情 - 書評 - 「夜のオンナ」の経済白書 : 404 Blog Not Found

    2009年10月14日05:00 カテゴリ書評/画評/品評Love 世界最古職業最新事情 - 書評 - 「夜のオンナ」の経済白書 角川書店第二編集部亀井様より献御礼。 「夜のオンナ」の経済白書 門倉貴史 毎度のことながら素晴らしい。 世界同時不況の今にあっても、「人に言えない経済学」に関しての著者の一人勝ち状態はまだ続くようだ。 書には、世界仰天ニュース的な興味位の話題も数多く登場する。しかしそれだけ広い読みしても書を読んだことにはならない。 あなたは、著者の愛を、書から読み取ることが出来るだろうか? 書「「夜のオンナ」の経済白書」は、右手にBRICS経済、左手に地下経済を持つ二刀流の著者の、左手最新作。ちなみに著者が左利きであることを、著書にサインしてもらった私は知っている。 目次 - 「夜のオンナ」の経済白書: 書籍: 門倉貴史 | 角川書店・角川グループより はじめに 第

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  • リバタリアンの希望と勇気 - 書評 - 希望を捨てる勇気 : 404 Blog Not Found

    2009年10月10日15:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 リバタリアンの希望と勇気 - 書評 - 希望を捨てる勇気 著者より献御礼。 希望を捨てる勇気 池田信夫 書は、リバタリアンというものを理解する上で、日語で書かれた最も(優|易)しい一冊なのではあるまいか。 書を読めば、よくわかる。 なぜリバタリアンは正しいかが。 そしてなぜリバタリアンは不人気なのかが。 書「希望を捨てる勇気」は、リバタリアンとしてネットで最有力の論客である著者が、池田信夫 blogにおけるこれまでの論考をまとめたもの。 目次 - 「」の検索と購入より はじめに 第1章 格差の正体 1 何が格差を生み出したのか 2 新しい身分社会 3 事後の正義 コラム 情報の非対称性 第2章 ノンワーキング・リッチ 1 社内失業する中高年 2 働きアリの末路 コラム 補完性 第3章 終身雇用の神話

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  • 数理は有利 - 書評 - 使える!経済学の考え方 : 404 Blog Not Found

    2009年10月07日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 数理は有利 - 書評 - 使える!経済学の考え方 筑摩書房松様より献御礼。 使える!経済学の考え方 小島寛之 『使える!経済学の考え方』が出ましたよ - hiroyukikojimaの日記待ちに待ったこのときがきた。なぜなら、やっと経済学と銘打つで、自分で納得いくを出すことができたからだ。 この言葉に偽りはない。 経済学は何を教えてくれるのか--そして何を教えてくれないのか、経済学はなぜある問題は鮮やかに解いてみせるのに、ある問題にはとんちんかんな解答しか出せないのか。書を読めばわかる。 「経済学って使えねえ」と嘆く前に、当にそうかまずは書で確認してみよう。 書「使える!経済学の考え方」は、経済学者--そう、数学者でなく経済学者--である著者が、数学者でも経済学者でもない読者に、なぜ経済学者は数学

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  • 一言余計 - 書評 - 対話でわかる痛快明快経済学史 : 404 Blog Not Found

    2009年09月04日18:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 一言余計 - 書評 - 対話でわかる痛快明快経済学史 出版社より献御礼。 対話でわかる 痛快明快経済学史 松尾匡 これほどわかりやすくかつ面白い経済学史は初めて読んだ。 それだけに、思わずにはいられない。 著者の史観は抑えた方がよかったのではないか、と。 書「対話でわかる痛快明快経済学史」は、歴代の経済学人たちと直接対話する形で、経済学史を学ぼうという一冊。 目次 第1章 アダム・スミス…自由な市場はみんなを豊かにするのだ 第2章 リカード…この世に無用な人間なんていない 第3章 マルクス…搾取は弱肉強社会の悪意の産物などではない 第4章 ジェボンズ、メンガー、ワルラス…“限界革命トリオ”が新時代をもたらした 第5章 マーシャル…「短期」と「長期」で限界革命以前と以後を総合できる 第6章 ケインズ…人は

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  • 一票はこれを一読してから - 書評 - 脱貧困の経済学 : 404 Blog Not Found

    2009年08月21日00:05 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 一票はこれを一読してから - 書評 - 脱貧困経済学 自由国民社柳瀬氏経由にて共著者より献御礼。 脱貧困経済学 飯田泰之 / 雨宮処凛 初出2009.08.19; 販売開始まで更新 これ、この一年で出た経済学の一般としては最もいい出来の一冊。 しかも、総選挙前というすばらしいタイミングで上梓される。 投票権のある人は、老若男女を問わずこれを読んでからどの党/候補者に入れるかを決めて欲しい。 書「脱貧困経済学」は、今やワーキングプアのスポークスパーソン筆頭ともなった雨宮処凛と、「ロスジェネ世代エコノミスト」のホープ、飯田泰之の対談を、きちんと一冊のにしたもの。 目次 序章 雨宮処凛から飯田泰之への質問 「カネより人命を優先する社会を取り戻すために、経済学には何ができるのですか?」 第1章 働いても働い

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  • Common Wealth - 書評 - 地球全体を幸福にする経済学 : 404 Blog Not Found

    2009年08月12日17:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 Common Wealth - 書評 - 地球全体を幸福にする経済学 早川書房より献御礼。 地球全体を幸福にする経済学 Jeffrey Sachs / 野中邦子訳 [原著:Common Wealth] 邦訳はずいぶんと大風呂敷なタイトルであるが、賄えないほど大きすぎる風呂敷でもないし、確実に元がとれる風呂敷でもある。 しかし、未だ存在していない風呂敷でもある。どうしたらそんな風呂敷が出来上がるのか。書でぜひ確認していただきたい。 書「地球全体を幸福にする経済学」の原題は、"Common Wealth: Economics for a Grounded Planet"。前著「貧困の終焉」の続編であると同時に、「最底辺の10億人」に対する反論でもある。 目次 序文/エドワード・O・ウィルソン 第1部 二一世紀の

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  • 絵に描いた餅の味 : 404 Blog Not Found

    2009年08月11日00:30 カテゴリValue 2.0 絵に描いたの味 武士でも商人でもない遊び人の私がきましたよ。 『商人道ノススメ』はおすすめできません あと、ぼくは「はだかの王様」批判で、ぼくは、かれがパイを広げる経済成長をありがたく思っていないようだ、と述べた。それに対して松尾は、そんなことはないと答えたんだけれど、ぼくは納得していない。そして今回、その思いをさらに強くした。 このパイなのだけど、それって当にパイ? それとも、パイの絵? 実はかなりの部分が、絵ですよね。 絵の部分は年々増えるばかり。 そして去年の10月に何が起きたかと言えば、実はパイだと思っていたものが絵ですらなく、プロジェクターで投影されていただけだったというのがばれちゃったと。パイの大きさは半分になったそうで、100年に一度の不況だそうだけど、でも世界の人の半分が餓死したという話は聞かない。 で、パイ

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  • 404 Blog Not Found:見栄と嫉妬が経済を生んだ?

    2009年08月09日13:30 カテゴリPsychoengineering 見栄と嫉妬が経済を生んだ? いや、逆ではないか。 見栄と嫉妬の行動学 - レジデント初期研修用資料 恐らくは「見栄」と「嫉妬」という判断軸を導入することで、ネットワーク化した人の群れに見られる、 「経済的に不合理な行動」というものが、説明できるような気がする。 「見栄」と「嫉妬」こそが、経済合理性の源なのではないか。 経済のイロハのイは、「オレのサイフが軽くなると、誰かの財布がきっかりその分重くなる」だ。「弾言」でも指摘したが、時間方向はとにかく、空間方向に関してカネには保存則が働く。働かないとカネはカネの体をなさない。 これは、カネがモノのトークンとして出発したことを考えれば当然のことだ。モノには保存則が働き、そのモノの保存則を再現しようとすればカネにもまた保存則が働かなければならない。 ところが、来感情には

    404 Blog Not Found:見栄と嫉妬が経済を生んだ?
    dankogai
    dankogai 2009/08/09
    .@medtoolz; 嫉妬由来の恐怖を使えば楽に実装できそう>id:zu2
  • 404 Blog Not Found:目指すところは同じなのだが - 書評 - 経済成長って何で必要なんだろう?

    2009年06月27日23:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 目指すところは同じなのだが - 書評 - 経済成長って何で必要なんだろう? 著者より献御礼。 経済成長って何で必要なんだろう? 飯田泰之 / 芹沢一也 / 荻上チキ / 岡田靖 / 赤木智弘 / 湯浅誠 実は前著「日を変える「知」」も、私が購入した直後に献が来た。この場を借りて御礼。 前著はずいぶんと厳しい評価をしたが、書では事実上の主著者の飯田さんが主張する「経済かくあるべし」と私が考えているそれとが実はほとんど離れていないことを確認できたのは嬉しかった。 だからこそ、「シノドスは自然科学者も招け」という思いはますます強くなったのだけど。 書「経済成長って何で必要なんだろう?」は、前著「日を変える「知」」で扱っていた経済を「ズームアップ」した一冊。 目次 - Amazonより 1章 高度成長とは何だ

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  • 「黒鳥」の正体 - 書評 - ブラック・スワン : 404 Blog Not Found

    2009年06月19日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 「黒鳥」の正体 - 書評 - ブラック・スワン ダイヤモンド社より献御礼。 ブラック・スワン 不確実性とリスクのNassim Nicholas Taleb / 望月衛訳 [原著:Black Swan] 初出2009.06.17; 販売開始まで更新 私が言うのも変だが、邦訳を待ちわびていた人も多いだろう。私自身、前著「まぐれ」を読了後日をおかずして原著を入手して、「これはとてつもない。早く紹介したい」という気持ちを日まで抑えてきた。 上下分冊は残念だが、しかしこの表紙絵の美しさは原著を凌駕している。そして、単に美しいだけではなく、つがいとなることで書の質により近づいている。それぞれ1,890円というのはさらに残念だが、書を読了してなおそれだけの価値がないと感じるのは、価値感覚そのものが麻痺している人

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