現在、日本にプロ野球の独立リーグは四国アイランドリーグPlus、BCリーグ、関西独立リーグと3つあります。老舗は「四国アイランドリーグPlus」で、2005年4月にオープニングゲームを行いました。 アイランドリーグは“花壇” 開幕カードは愛媛マンダリンパイレーツ対高知ファイティングドッグスでした。場所は松山市の「坊っちゃんスタジアム」。当時の代表・石毛宏典さんは、7千人を超える観衆の前で、こう挨拶しました。 「今、このグラウンドに立っている選手が私の財産です。未熟者の選手が球界の財産です。夢に懸ける若者が日本の財産です。四国アイランドリーグという花壇ができました。100名のタネを持った若者が花を咲かせようと今日から努力します。皆様方の水と肥料が必要です」 周知のようにアイランドリーグはNPB、MLBを目指す選手の育成を最大のテーマに掲げてスタートしました。 「なぜ四国なのか?」という質問に