ブロックチェーンと国際協力、途上国の開発について 佐々木俊尚氏(以下、佐々木):では竹内さん、自己紹介を踏まえつつ、よろしくお願いいたします。 竹内知成氏(以下、竹内):みなさん、こんにちは。竹内知成と申します。今、私はアビームコンサルティングという会社で働いているんですけれども、主に途上国でICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用したプロジェクトをやっています。 転職したのはつい最近で、一昨年末まではJICA国際協力機構というところで10年近く働いていました。 私の話は林(篤志)さんの話ほど壮大ではないんですけど、今日はブロックチェーンを使って、途上国でどうやって国際協力ができるのか、という話をさせていただこうと思っています。 簡単にICTと途上国開発をやっていこうと思ったきっかけをお話しします。2003年から2年間、
![難民の食糧支援にかかっていた手数料を98%削減 途上国で進む、ブロックチェーン活用事情](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4631854484cc367b489d7a5e8b5345066f19c02b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.logmi.jp%2Farticles%2FHJWpUWLpGURkRT8UfacUw.jpg)