Published 2024/06/26 16:48 (JST) Updated 2024/06/26 17:05 (JST) 半導体関連の成長株として注目されるレーザーテックに、利益などを過大に見せかける不正会計の疑惑があると、海外の投資ファンドが主張している。このファンドは投資先の株価が下がるほどもうかる「空売り」を仕掛けることで知られる。標的となったレーザーテックは真っ向から反論している。 レーザーテックは先端半導体の検査装置を手がける。需要拡大を背景に株価は5月に4万5500円の高値を付けた。5年前の同じ時期と比べると20倍以上の水準だ。 ファンドはスコーピオン・キャピタル。レーザーテックに関する詳細な調査報告書を6月5日に公表し「東芝やオリンパスの問題を想起させる」として空売りを宣言した。値下がりを見込む株を証券会社などから借りて売り、安くなった時点で買い戻して差額をもうける取引
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