コンパイラ環境LLVM(Low Level Virtual Machine)を開発するLLVM Projectは6月18日、最新版となる「LLVM 3.4」をリリースした。C/C++フロントエンド「Clang」も新しくなり、自動フォーマットツールなどが加わっている。 LLVMは強力な最適化機能を特徴とするコンパイラフレームワーク。イリノイ大学の研究プロジェクトとしてスタートしたもので、任意のプログラム言語の静的/動的コンパイルをサポートするコンパイラの構築を目指している。ソースコードやターゲットに依存しないコアライブラリを中心に、C/C++/Objective-CコンパイラのClang、GCCと連携してAdaやFortranなどGCCがサポートする言語をLLVMでコンパイル可能にする「dragonegg」など多数のサブプロジェクトを持つ。 LLVM 3.4は2013年6月に公開されたバージ
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