【AFP=時事】集客力の落ち込み、負債の増加、地元開催のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で喫したドイツへの惨敗。―――代表選手の人気に陰りが見える中、ブラジルサッカーの黄金期は終わってしまったのだろうか。 ブラジルのメディア、ドイツ戦は「恥の中の恥」 ドイツに1-7の大敗を喫し、ブラジルによる6度目のW杯制覇の夢が打ち砕かれる数週間前の5月18日、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)のアトレチコ・パラナエンセ(Atletico Paranaense)対シャペコエンセ(Chapecoense)戦の観客数が、1部としては史上最低の766人を記録した。 シーズン平均では1万6557人と、米国や中国、日本といったサッカー後進国の数字を下回っている。 ブラジルはこれまで、ペレ(Pele)やロナウド(Ronaldo)、ネイマール(Neymar da Silva Sa