来年、運転開始から40年を迎える、福井県にある美浜原子力発電所3号機について、関西電力は、運転期間を20年延長するための申請を原子力規制委員会に行いました。美浜原発3号機を巡っては、来年11月末の期限までに審査が終わらないおそれがあると規制委員会から指摘を受けていて、今後の審査や関西電力の対応が注目されます。 運転延長には原子炉の劣化状況などを調べる特別点検が義務づけられ、関西電力は、ことし5月から行ってきた特別点検の結果、原子炉や格納容器に安全上の問題はないとして、26日午後、原子力規制委員会に運転期間を20年延長する申請を行いました。 美浜原発3号機を巡っては、新しい規制基準の審査がすでに進められていますが、設備の耐震性の評価などに時間がかかっていることから、規制委員会から来年11月末の期限までに審査が終わらないおそれがあると指摘を受けています。 関西電力は、耐震評価に関する資料の提出