ヤクルトの球団マスコット・つば九郎がFA宣言したことを12日、球団が明かした。 つば九郎がスケッチブックに残した声明によると「FAせんげんで1どきもちをととのえて、2022ねんにいどみたい」「すこしかんがえるじかんをください。ちーむめいとにもそうだんします」とあることから、水面下で他球団からオファーがあったり、移籍が前提となっているわけではなさそう。 ただ、チームは今季20年ぶりの日本一に輝き、試合前のスケッチブック芸でチームの士気を高めるなど、つば九郎の貢献度は高い。きちんとした評価がなければ交渉は難航し、越年の可能性もある。「どうせ宣言残留」とタカをくくっていると、鳥関連のマスコットを起用している球団などへの流出もあるかもしれない。 つば九郎のFA宣言は2012年以来、9年ぶり2度目。来季はマスコット初の2000試合連続出場もかかっているという。