典型的な「不沈空母」であるエニウェトク環礁にある、アメリカ軍の滑走路の空撮写真。 不沈空母(ふちんくうぼ、英語: unsinkable aircraft carrier、沈まない航空母艦)は、軍事力の戦力投射を拡張的に展開できる、すなわち、仮想敵により近い場所にある自軍が支配している陸地[1]、特に、地理上の島、ないしは、政治的意味で周囲から孤立した地域を指す比喩表現。こうした場所は、軍用飛行場として機能させることができ、また、物理的に破壊することが困難な陸地であり、事実上、動かないものの沈むことのない航空母艦と同様のものとなる。 第二次世界大戦[編集] 「unsinkable aircraft carrier」という表現は、当初は、第二次世界大戦中、大洋を間に挟んでの日本との太平洋戦争において、アメリカ空軍の爆撃機のために軍用飛行場を設置できる可能性がある戦略的に重要な太平洋の島々や環礁