気象庁は19日未明、箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベル(5段階)を、1(活火山であることに留意)から、2(火口周辺規制)に引き上げた。 同庁によると、18日朝から火山性地震が増加。大涌谷周辺の想定火口域では活発な噴気活動が続き、想定火口域内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとしている。 これを受け、地元の箱根町は19日朝、想定火口域にある大涌谷園地への立ち入りを禁止したと発表した。(村野英一)
![箱根山の噴火警戒レベル2に 大涌谷園地の立ち入り禁止:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c98c2503ccdb00bd20c98004733f7ab9dd2abd33/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2Fc_AS20190519000512_comm.jpg)
長い歴史を持つ駅弁業界だけあって、その事業者は地域でも有数の企業になっていることもあれば、近年は後継者不足などで廃業するケースも増えています。業界全体に逆風が吹くなか、事業者どうしの助け合いや救済も進んでいます。 経営の多角化が「岐路」になったケースも 2019年現在、コンビニ弁当の発達などにより、地域の駅弁が苦戦しています。2月から3月にかけて、JRの多くの特急や新幹線で車内販売が大幅に縮小され、駅弁を入手する機会が減少したほか、追い打ちをかけるように駅弁業界でも経営者の高齢化、後継者不足などが重なり、廃業も相次いでいる状態です。製造業者は、どのようにして生き残りを図っているのでしょうか 拡大画像 松山駅の駅弁「醤油めし」。事業者の廃業で一時販売が終了したが、別の事業者が復活させた(宮武和多哉撮影)。 駅弁の製造業者は、その駅の開設当時から1世紀近く営業しているケースも多く、古くから大量
WBA=世界ボクシング協会バンタム級チャンピオンの井上尚弥選手が「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ」の準決勝で、別の団体の世界チャンピオンにテクニカルノックアウトで勝ちました。これで井上選手は2団体統一王者となるとともに、この大会の決勝進出を決めました。 WBAバンタム級チャンピオンの井上選手は18日、イギリスで行われた準決勝で、IBF=国際ボクシング連盟のチャンピオンでプエルトリコのエマヌエル・ロドリゲス選手と対戦しました。 これまでの戦績は井上選手が17戦全勝、ロドリゲス選手が19戦全勝と無敗どうしの対決になり、井上選手は2ラウンドに3回のダウンを奪ってテクニカルノックアウトで勝ちました。 井上選手はこれでWBAとIBFの2団体統一王者となるとともに、大会の決勝進出を決めました。 井上選手は決勝で、WBAの上位の王者であるスーパーチャンピオンでフィリピンのノニト・ドネア選手と対戦
神奈川県の箱根山について、気象庁は19日未明、火山活動が高まっているとして火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「火口周辺規制」を示すレベル2に引き上げました。その後も火山性地震が観測されていて、気象庁は大涌谷の想定火口域の中では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、芦ノ湖の西側の震源を中心に火山性地震が相次ぎ、18日は45回観測され、19日も午前9時前に神奈川県箱根町湯本などで震度1の揺れを観測する地震が起きるなど、午前9時までに21回観測されています。 大涌谷の想定火口域の中では活発な噴気活動が続くほか、箱根山周辺に設置されている観測点の一部では、ことし3月中旬ごろから山が膨らむ傾向を示す地殻変動が観測されているということです。 気象庁は大涌谷の想定火口域の中では噴火に伴う大きな噴石に警戒するとともに、自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らな
荒川三叉路と呼ばれる場所から下山した埼玉県吉川市の会社員川口かおるさん(30)は「怖かった。暖房を入れてもらったが、みなびしょぬれで口々に寒い寒いと言っていた。カッパを車内で干した。バスの中でチョコレートを持っている人がいて、みなで少しずつ分け合って食べた」と車中での様子を話した。 救助隊のバスに乗り換えるため、車外に出たとき、傘を持っている人は3人しかいなかった。「みんなで背中をさすり合って寒さをしのぎました」と話した。(井東礁) 「生きた心地しなかった」 鹿児島県屋久島町で、大雨による土砂崩れのため孤立して一夜を明かした登山者の大半が19日、下山を始めた。 荒川三叉路から下山した北海道士別市の団体職員、工藤典子さん(61)は「生きた心地がしなかった」と振り返る。登山途中、土砂崩れであふれた水が道をふさぎ、足止めされた。その際、ガイドが張ったロープにしがみつきながらカニのヨコ歩きをして難
18日、記録的な大雨が降った鹿児島県屋久島町では一夜を明かした300人を超える登山者などが19日、次々と下山し、町によりますと夕方に全員が下山したということです。これまでに3人が低体温症のような症状を示したほか、1人がねんざをして病院で手当てを受けているということです。 山中で一夜を明かした人たちは、バスが通れる地点まで歩いて移動しました。 そしてバスに乗り込み、次々と屋久島警察署の施設に到着しました。 増水の影響で途中、道が通れなくなっているところがあり、自衛隊などが仮設の橋を作るなどして支援しました。 そして屋久島町によりますと、19日午後5時半ごろ、314人が下山したのを確認したということです。 町によりますと、これまでに3人が低体温症のような症状を示しているほか1人がねんざをして、病院で手当てを受けているということです。 下山した愛知県の26歳の女性は「縄文杉に行って帰ってきたとこ
雨が少ない状態が続く中、愛知県東部と静岡県西部の6つの市に水を供給する「豊川用水」の最大の水源、愛知県新城市の「宇連ダム」は、19日午前5時に貯水率がゼロになりました。宇連ダムの貯水率がゼロになったのは、昭和60年1月以来2度目で、別の水系のダムからの水の供給が始まりました。 宇連ダムの貯水率がゼロになったのは、昭和60年1月以来2度目です。 これを受け、豊川用水には19日午前7時から愛知と静岡の県境にある天竜川水系の「佐久間ダム」から水の供給が始まりました。 このため、豊川用水がすぐに利用できなくなる心配はないということですが、水の供給を受ける愛知県豊橋市などの6つの市は、引き続き、水道用水、農業用水、工業用水の15%の節水を継続し、水をむだに使わないよう呼びかけています。
北魏(ほくぎ、拼音: Běi Wèi、386年 - 535年)は、中国の南北朝時代に鮮卑族の拓跋氏によって建てられた国。前秦崩壊後に独立し華北を統一して、五胡十六国時代を終焉させた。 国号は魏だが、戦国時代の魏や三国時代の魏などと区別するため、通常はこの拓跋氏の魏を北魏と呼んでいる。また三国時代の魏は曹氏が建てたことからこれを曹魏と呼ぶのに対して、拓跋氏の魏はその漢風姓である元氏からとって元魏(げんぎ)と呼ぶこともある(広義には東西分裂後の東魏と西魏もこれに含まれる)。さらに国号の由来から、曹魏のことを前魏、元魏のことを後魏(こうぎ)と呼ぶこともある。 歴史[編集] 北魏の建国[編集] 鮮卑の拓跋部では、三国時代の261年、拓跋力微が曹魏に対して朝貢を行っているが、このことが後に、国号を魏に定める由来となった。拓跋部はその後五胡十六国時代に代を建てた。代は8主60余年続いたが、376年12
暖かく湿った空気の影響で18日、鹿児島県屋久島町では半日で400ミリを超える雨が降り、気象庁は「50年に一度の記録的な大雨となっている」という情報を発表しました。夜遅くになって雨は弱まりましたが、地盤が緩んでいるため引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。 ▼屋久島町尾之間では、 ▽午後6時までの1時間に80.5ミリ、 ▽午後7時までの1時間に83.5ミリ、の猛烈な雨が降り、 ▼屋久島町小瀬田では夜遅くまでの12時間の雨量が420ミリを超え、わずか半日で平年の5月1か月分の雨量に迫る大雨となりました。 気象庁は「屋久島町では50年に一度の記録的な大雨となっている」という情報を発表しました。 発達した雨雲は次第に海上に抜けましたが、地盤が緩んでいるため引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。 九州南部では19日も大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が
ミャンマー最大都市ヤンゴンの市街地を走る鉄道の大規模な改修事業が日本の支援を受けて始まり、18日、記念の催しが開かれました。 式典には、ミャンマーのタン・ズィン・マウン運輸・通信相のほか、日本の丸山市郎ミャンマー大使などが出席しました。 両国の代表者が着工を記念してくわ入れ式を行いました。 ヤンゴンには日本のJR山手線と同じように市街地を1周する鉄道の環状線がありますが、老朽化で列車の脱線や遅れが頻繁に起きることが問題となっています。 今回の事業は、円借款で、信号システムなどを今後3年かけて改修し安全性やスピードを向上させるもので、改修が終われば1周およそ46キロの環状線を回るのにかかる時間が、現在のおよそ3時間から1時間半程度へと半分に短縮できるということです。 工事を請け負う大手商社、住友商事の秋元勉常務執行役員は「ミャンマーは市場の潜在力が非常に高く、経済成長への期待は大きい」と話し
いわゆる「食品ロス」を減らすため、コンビニ大手が相次いで新たな対策に乗り出します。消費期限が近づいた弁当などを購入すれば買い物で使えるポイントを還元することで、廃棄する食品を減らすとともに、店舗経営の支援にもつなげたいねらいがあります。 朝と昼に店に届けられた弁当やおにぎりが午後4時を過ぎると自動的に対象になり、対象商品には専用のシールが貼られて、客からもひと目で分かるようにします。 購入した客には、100円ごとに5ポイントが付与されるほか、対象商品の購入額の5%が子育て支援に取り組む地元の団体に寄付されるということです。 消費期限切れで廃棄される、いわゆる「食品ロス」は、ローソン全店で年間4万トン余りに上っていて、ポイント還元によって期限が近い商品の購入を促し、食品ロスの削減につなげたいねらいがあります。 また、食品ロスの削減は廃棄にかかる加盟店の負担を減らすことにつながるため、人件費の
地下鉄構内の閉鎖された空間に浮遊する大気汚染物質PM2.5の問題について考える国内初のシンポジウムが横浜市で開かれ、専門家は「汚染実態の把握が必要だ」と指摘しました。 PM2.5は1000分の2.5ミリ以下の極めて小さい粒子のことで、吸い込み続けると健康への影響が指摘されています。 慶応大学のチームが去年、首都圏の地下鉄のホームで日中14時間の平均濃度を調査したところ、屋外の一日平均の基準のおよそ2.3倍に当たる濃度が観測されました。 車輪とレールの接触などで削れたとみられる金属系のPM2.5が多く発生していたということです。 調査した奥田知明准教授は「想像以上に高い濃度だったことに驚いたのを覚えている。日本では地下鉄の空気環境を誰が責任を持ち監視するか決まっておらず、海外と比べて対策が遅れている。省庁も横断的に連携し解決する必要がある」と対応を訴えました。
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