タグ

ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (62)

  • 麻疹 と 自宅隔離 と その周辺 - 感染症診療の原則

    感染症の臨床、公衆衛生としての拡大予防策を学ぶ際に、どのような病気か(感染症か)のあたりをつけるポイントのひとつが、曝露から発症までの時間(潜伏期間)となります。 感染源となりうるものがたったひとつ(one point source)という机上のシンプルな状況を考えるとします。 感染源Aと曝露した BCDEF。どの程度曝露したのかどのような状況だったのかを下記起こして行きます。 最終的に、すれちがっただけなら関係ないのか、密室に2時間だとやっぱり危ないのかといったことや、過去に似たような状況があったひとはならなかったとか、そういった観察も大事です。 ワクチンを開発したジェンナー等もこうした観察からはじまっています。 今、再び問題になっている麻疹も、外部からあらたに持ち込まれた時の大きなインパクト(島の人口の1/5が死ぬほどの!)、2次感染、3次感染、4次感染、,と広がる様を日数で把握したわ

    麻疹 と 自宅隔離 と その周辺 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2018/05/09
    うーむ
  • 痛みと悲しみを忘れていない沖縄の先生方 - 感染症診療の原則

    小児科医が集まる学会や、ワクチン関係のイベントに、赤いシャツを着て参加している人たちがいます。 Tシャツに書いてあるのは「麻疹撲滅」や「はしかゼロ」等。 「それなんですか?」という会話から始まる啓発もありますから、個人でできるお金もかからない支援の一つでもあります。 数年前に亡くなったこどもたちのことを、看取らざるを得なかった家族の悲しみを忘れていない人たちが今も現場にいます。 IASR「沖縄県における麻疹流行と、 地域における取り組みについて」 台湾からもちこまれた麻疹は、その後、沖縄県内に広がっており、現時点ではまだ終息の目処はたっていません。 一番最初のケースから、うつったひとたちを「2次感染」といいます。 よく教科書にある赤いブツブツの症状、口の中の特徴的な症状(コプリック斑)をみたら「麻疹かな」と思うと思いますが、最初に受診するときは発熱/咳/ウルウルした赤い目など、風邪とみわけ

    痛みと悲しみを忘れていない沖縄の先生方 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2018/04/13
    うーむ
  • インフルワクチンの有効性は、「かかった」でなく「入院・死亡を減らした」で判断を! - 感染症診療の原則

    今年はA型がインフルエンザ全体の7割を占め、ワクチンは25%しか有効でなかった・・とCDCの研究者は言う。 より精密に有効性は・・ A (H3N2) 型に25% B型に42% A型 (H1N1)pdm09には67% でも「有効性」という言葉に注意が必要で、通常の有効性は「罹患を防いだかどうか」で測定されるが、もっと大事な事は「肺炎などの合併症や死亡を減らすか」がより重要である。 でも残念ながら「肺炎などの合併症や死亡を減らすか」の測定は特別な研究でなければ測定できないので表現されにくい・・ (William Schaffner, MD, of Vanderbilt University School of Medicine) 詳細は以下をどぞ↓↓ https://www.medpagetoday.com/infectiousdisease/uritheflu/71181?xid=NL_br

    インフルワクチンの有効性は、「かかった」でなく「入院・死亡を減らした」で判断を! - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2018/02/16
    うーむ
  • HPVワクチン と その周辺 2016年7月・8月・9月 合併号 - 感染症診療の原則

    (論文や記事について期間中の追加情報をいただいたので加筆2016-10-02) ほぼ定期的HPVワクチン関連情報ですが、海外の専門家や読者の方にいろいろリクエストをいただいていたのを、各国の専門家に確認などしていたらこの時期になってしまいました。臨時増刊号的に7月・8月・9月合併記事です。 そういえば、2016年夏は、HPVワクチン10周年記念でしたね。 MedscapeのTimeline: 10 Years of the HPV Vaccine なども参考に。 ------------------ 1982年 HPVが子宮頸がん発生に関連していることがわかる (そこから24年) 2006年   初のHPVワクチン(4価)が承認される(米国等) 2009年   2つ目の2価HPVワクチンが承認される 2011年 9月 間違った情報が広がる(ある議員が「HPVワクチンを接種すると知的発達に障

    HPVワクチン と その周辺 2016年7月・8月・9月 合併号 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/10/03
    うーむ
  • 【復習】 麻疹と対策について伝える(院内学習参考資料) - 感染症診療の原則

    MRワクチン接種が普及したら麻疹が流行しなくなって、若いドクターも麻疹を診る機会がなくなりました。 早期診断の際の課題です。 2015年3月に麻疹排除達成してから、もう対策が終わったと思われているかもしれません(そう思いたいほどたいへんでした)。 でも、麻疹排除のあとも努力が必要です。伝えていくという仕事です。 2013年には「風疹」レクチャースライドをいくつもつくりました。 2016年には「麻疹」レクチャースライド作成をしています。

    【復習】 麻疹と対策について伝える(院内学習参考資料) - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/09/02
    うーむ
  • 再び【麻疹の注意喚起】 全国に広がるリスクのある事例 - 感染症診療の原則

    (報道発表内容・連絡文書をもとに随時加筆修正) 日、念願の麻疹排除!やったー!という輝かしいニュースからそう時間はたっていませんが、 「え?また麻疹が流行?」 と背筋がぞぞっとする情報が2件。 (そういえば~、この前の大規模アウトブレイクは2007年ごろでした。そろそろ来るかも、だって感受性者はたくさん残っている、ぼそぼそ) 1つは千葉県の松戸中心に広がっている事例。 7月22日が発端例ですが、千葉県の注意喚起が8月22日。 もうひとつは日、注意喚起メールのあった大規模コンサートに関連している事例。 報道発表は昨夜とのことですが日はまだHP掲載がありません。 注意喚起のあったメールは8月14日に幕張メッセに参加した人の中に麻疹の人がいた、というものです。 8月14日に曝露したとして、えーと、潜伏期間は・・・・おおおお! 皆さま、今日明日あたりから発熱やカタル症状で受診するような人には

    再び【麻疹の注意喚起】 全国に広がるリスクのある事例 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/08/24
    うーむ
  • HPVワクチンとその周辺 2016年5月 - 感染症診療の原則

    5月も終わり。HPVワクチン関連情報定期サマリーです。 報道関係の問い合わせや取材の内容がだいぶかわってきました。 市販後10年のデータが蓄積され、また各国の政策/取り組み状況等をみて、日の状況がたいへん特殊であること、接種後の体調不良を"被害者"として説明するための症例定義の不確かさからくる混乱、その背景にある動きにも気づいたということなのかもしれません。 5月23日には厚生労働省の副反応/安全部会の会議も開かれ、7カ月分の副反応報告データが公開されています。 最近は接種じたいが減っていますので、この期間に報告されたのは「以前接種した」人での体調不良の有害事象でありますが、会議の中では「特定の医師からまとめて報告されたもの」であるという補足説明があったので、この時期に皆が一斉に発症!というような疫学データ上のシグナルではないとのことです。 (詳しい人によると多くが3名の医師からの報告)

    HPVワクチンとその周辺 2016年5月 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/06/01
    うーむ
  • The Culture of Fear (誰が煽っているのだろう) - 感染症診療の原則

    米国でベストセラーとなったThe Culture of Fearは日語訳があって(『アメリカは恐怖に踊る』)amazonで中古をみつけることができました。著者はもともとジャーナリストであった、南カリフォルニア大学教授→現在はオレゴンの大学の学長をしているBarry Glassner教授。 メディアによって煽られた不安によって、望ましくない行動をとる、という米国社会の問題を扱うです。 p.231からが 恐怖の予防接種『ワクチンルーレット』 です。 (略) "問題の騒動がはじまったのは、正確に言えば1982年4月19日の夜だった。その夜、ワシントンDCにあるNBC系列のWRCテレビが『DPT-ワクチン・ルーレット』と題する1時間のニュース・マガジンを放映。その瞬間、あらたな医学現象が誕生した。ワクチン後遺症である。 番組では、子どもへの接種が義務づけられているジフテリア、百日咳、破傷風の三

    The Culture of Fear (誰が煽っているのだろう) - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/04/13
    うーむ
  • HPVワクチン報道・ソース メモ と その周辺(2016年4月) - 感染症診療の原則

    ずっと書いていることですが、なぜか一部の報道はずっと「子宮頸がん予防ワクチン」という存在しないワクチンでの副反応の話として記事を書いています。これは「総称」です。 コーラはコーラでも、コカコーラとペプシコーラは別モノです。 醤油は醤油でも、ヤマサの醤油とキッコーマンの醤油は別モノです。 車は車でも、レクサスとアウディは別モノです。 抗菌薬は抗菌薬でも、いっぱいあります。 AとかBとかCとかDとかEF合剤とか。それぞれ別の薬。 高血圧の薬は高血圧の薬でも、いっぱいあります。 AとかBとかCとかDとか。それぞれ別の薬。 そもそも何の有害事象/副反応の話をしているのか?でありますが、「子宮頸がん予防ワクチン」という製薬会社のプロモーション/プロパガンダを連呼し続けている人たちは、話の質をよくわかっていないのだということがわかります。 HPVワクチンは2種類ありますので、GSKのサーバリックス(

    HPVワクチン報道・ソース メモ と その周辺(2016年4月) - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/04/03
    うーむ
  • HPVワクチン 接種後体調変化の報道 と その周辺 2016年3月 - 感染症診療の原則

    2種類あるHPVワクチン接種「の後」におきた体調の変化について、各自治体が調査をしていますが、だいたい結果は同じような内容です。 情報の精度(正確さや質)を高めるためには、「ざっくりきいてみました!」「アンケートくばってみました」ではなくて1ランク上の調査が必要です。さらに、もっと分母の大きな集団を長期間観察する研究も必要です。実際には多数にヒアリングなんてできませんので、もともと予防接種や医療の国民あるいは保険加入者のデータベースにアクセスのある人(国)にしか出せなかったりします。 そもそも2種類あるのに、「子宮頸がんワクチン」といっしょくたに(存在しないワクチンを想定して)質問をしていいのか?というあたりに自治体も真実追求系の方も疑問がなさそうなのが不思議です。 このワクチンを抹殺したいひとたちのロジックにあえてのっているのか、そもそももう"ワクチンそのもの"を原因とは考えていないとい

    HPVワクチン 接種後体調変化の報道 と その周辺 2016年3月 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/03/18
    うーむ
  • 決めつけない(解決から遠ざかる) - 感染症診療の原則

    何か健康問題がおきたときに、医師ならば発症までの経緯、発症後の変化についての情報聞き取り、診察をし、必要な検査を行い、時に治療薬への反応をみながら適切な対応を実施/変更していくことおで問題の解決をはかります。 このような訓練は6年間の基礎訓練と、試験合格後にはじまる数年間の研修の中で身につけ、他者の生命や健康に責任を負う仕事を重ねていく訳です。 健康の問題は誰にでも身近にあるものですが、多くの場合、このような訓練や情報をもっていない人たちです。 たまたま家族や身近なところに、親切に教えてくれる専門家がいるかもしれませんが、必ずしもそのような保証がありません。 自分で調べるとなると友人、インターネットあたりからの情報収集になりますが、その情報が新しく、正しく、自分や家族の健康問題にフィットするものなのかの判断が難しいという状況もあります。 市民のリスク認知については、Slovic先生らの

    決めつけない(解決から遠ざかる) - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2016/02/08
    うーむ
  • 本当の支援者は誰か HPVワクチン と その周辺 11月7日 - 感染症診療の原則

    2006年に世界で承認販売が始まってから、ことしで10年目。臨床試験中のデータを含めると10年以上のデータがあります。新しいワクチン、思春期のワクチン、女性に接種するワクチンということで各国で導入初期には副反応に関連する話題も熱かったですが、さすがに9年もたったところで、○○が問題だという「騒動」はごく一部の話になっています。 いっときフィーバーしていた米国でもメディアの扱いが小さくなると有害事象の報告も減っています。 現時点では、このワクチンの接種の安全性は他のワクチンと変わらないレベルと評価されています。 WHO、世界の専門機関も(恵まれた国でのアクセスの話ですが)推奨をしています。 【整理の仕方】 「よくある副反応」 「まれな副反応」 「とてもまれな副反応」 「副反応とは考えにくい紛れ込みの症例」 「有害事象だが副反応とは考えにくいもの」 といったかたちで整理ができます。 刺したとこ

    本当の支援者は誰か HPVワクチン と その周辺 11月7日 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/12/15
    うーむ
  • 本の紹介 『代替医療の光と闇ー魔法を信じるかい?』 - 感染症診療の原則

    昨年のIDSAはフィラデルフィアで開催され、編集長、編集部、そして新潟の齋藤先生のチームとともにフィラデルフィアこども病院を訪問し、Offit先生とお話する機会がありました。 誰だろう?と思う方も、Offit先生、Plotokin先生の編集された「Vaccine」は予防接種について学ぶ際のバイブル的教科書はご存知の方も多いでしょう。 Offit先生は、保護者向けのを出したり、一般メディアのインタビューに応えたりと、「伝える」努力や姿勢が保護者や医療者からの信頼につながっています。そのOffit先生が2013年に出したをナカイ サヤカさんが翻訳をされ、地人書館から日語で出版されました。 予防接種だけでなく、他の医療でのコミュニケ—ションについても大いに参考になります。 ナカイさんが「ぜひとも日語にしたいがあるのだ」と時々Twitterでつぶやいていますが、出版社や著者との交渉など、

    本の紹介 『代替医療の光と闇ー魔法を信じるかい?』 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/10/13
    うーむ
  • ICAAC 2014 Onlineの学び (Session 117)  嫌気性菌#7 - 感染症診療の原則

    ICAAC 2014 Onlineの学び (Session 117)  嫌気性菌#7 日もC.difficileの話題です。演者はボストン大学VAのStephen Brecher先生。 #:検査法の組み合わせ ・EIA for Glutamate Dehydrogease(GDH)は感度良く、特異度Poor Tenover FC, Novak-Weekley S, Woods CW Impact of strain type on detection of toxigenic Clostridium difficile: comparison of molecular diagnostic and enzyme immunoassay approaches. J Clin Microbiol. 2010 Oct;48(10):3719-24. PMID: 20702676 ・EIA fo

    ICAAC 2014 Onlineの学び (Session 117)  嫌気性菌#7 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/09/27
    うーむ
  • なぜ韓国でMERSが広がったかの理解が深まった画像 - 感染症診療の原則

    昨日のNHKクローズアップ現代はMERS特集でした。 現地の取材の画像の中で、患者が発生した病院の医師がインタビューに答えていました。 そこで見たのは・・・・「サージカルマスクの上にN95」 感染管理関係者は どひゃー! と思ったでしょうし、よく知らない人たちは「そうか!2枚、2種類重ねれば最強だ!」と誤解をしたかもしれません。 ・・・NHKには テロップで ★この使い方は正しくありません といれてほしかったです。 というか・・・インタビューのときになぜマスク。 (画像的に依頼をしたのかわかりませんが) 韓国の医療機関における基的な感染管理対策ってどうなんだろう・・・と思ったわけです。 突然ですがコンドームも2枚重ねはダメです(やぶけやすくなります)。

    なぜ韓国でMERSが広がったかの理解が深まった画像 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/06/27
    うーむ
  • メディアが専門家に言わせたいこと - 感染症診療の原則

    昨年のエボラ騒動のときから、エボラは日に入ってくると思うか? と何度も質問を受けました。 入ってきてもおかしくはないけど、出国時検疫含めた外国に入らないための対策をギリギリまでやってるので、直行便もない日にはいる確率的にはゼロに近く、入ってくるならMERSでしょ、と話してたときはMERSはスルーされていました。 今週はMERSのといあわせばかりです。 MERSはどんな病気か感染経路から語ってくれ、という記者には、まずは"ずいぶん前から"公開されている厚生労働省のQ&Aを読んで、さらに質問があったら連絡ください、と伝えてあります。 なんとか語らせたい内容は、韓国の関係者に落ち度があった、医療機関が失敗をした、日でも起きかねない、厚労省の対応が十分でない、などの批判記事で、個人や社会を守る視点ではないことが残念です。 2012年からのとりくみをまずざっとレビューするところから始めればいい

    メディアが専門家に言わせたいこと - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/06/05
    うーむ
  • MERS-CoV 日本のシナリオ(どのような備えがいるか考えるために) - 感染症診療の原則

    昨日は日語のMERS情報をみていたら、いくつもの自治体でMARSと書いてあることに気づきました。 SARSと似たようなもの?と思うと、ついAをタイプしてしまいそうですね。 複数あったので連絡していませんが、皆さんの地域の行政や保健所のHPの記事が古かったら教えてあげてください(^^)。 お問い合わせ情報で多いのは 報道関係「変異した恐怖のウイルスになったんでしょうか?」 →あとからわかることです 「日でちゃんと診断できるんですかねえ」 →診断はできますが、検査を出すためにうたがえるか そもそも鼻水とのどが痛いだけ(軽症者)の人は病院にきませんから把握できません 医療関係者「で?私たちは今なにすればいいんですか?」 →渡航歴、症状(症候群)情報をもとに初期対応のactivationができるのか 皆で再確認。「MERS対応」「エボラ対応」と固有名詞でやると抜けが生じます。 一般の方「韓国

    MERS-CoV 日本のシナリオ(どのような備えがいるか考えるために) - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/06/02
    うーむ
  • 韓国のMERSと米国のラッサ熱 - 感染症診療の原則

    先週、韓国ではバーレーンなどの中東国渡航歴のある男性を発端とするMERS-CoVの広がりのニュースがありました。 広がりと行っても、接触者リストからの把握なので、わかってからの対策としてはうまくやってると思いますが(指示に従わないで移動や拒否をする人の話はまた別の機会に)、医療関係者は学習すべき点がいくつかあります。 臨床での初動はどうすべきなのか、これは特定の条件の患者が来る前からできることです。 渡航歴を必ず聞くとか、次のアクション2-3をスタッフに明確に伝えておくことです。 韓国では家族が入院すると、家族が身の回りの世話をするのは自然なことで、患者のベットの横に置ける付き添いベッドもあります。 渡航歴ありの肺炎症例では一時的に面会を控えてもらうような説明、接触者には検疫や公衆衛生専門家の指示を守ってもらう説明が重要になります。 日人への説明だけでなく、外国人への説明もしなくてはなら

    韓国のMERSと米国のラッサ熱 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/06/02
    うーむ
  • 変わるC型肝炎の治療とその周辺 - 感染症診療の原則

    HIV感染症の新規発生抑制にも効果をもたらしている抗ウイルス薬の普及。 高額な治療薬をどのように途上国で使えるようにするのか、の検討の中で、ジェネリック薬を普及させるという方法がありました。 組み合わせは先進国と全く同じ選択肢ではありませんでしたが、一月15万円~かかる治療が月あたり5千円でできるというのは魅力的、妥当なラインだったと思います。 (インドのシプラ社から入手して、保険のない患者さんも飲むことができました) C型肝炎の治療も大きく変わり、「治せる時代」「治る時代」になっていますが、その治療費が高額であることから、先行して販売されている米国などでも保険会社や刑務所で困っている…というニュースがありました。 日でも5月20日から2型のHCVの治療薬としてソルバディが保険で使用できるようになりました。 1錠あたりの値段がニュースやネットでも「高い」「保険組合はだいじょうぶなのか」と

    変わるC型肝炎の治療とその周辺 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/05/16
    うーむ
  • 過剰使用とその周辺 - 感染症診療の原則

    #1:感染症治療薬の過剰使用 抗菌薬を始めとする感染症治療薬の過剰使用を戒める啓発活動、これが、編集長の帰国後23年間を埋めた・・といっても過言ではありません。 そして、その啓発活動は一部には若手感染症専門医の台頭・・というPositiveな現象を生み出しました。しかし・・他方で「風邪に抗菌薬」の風潮は大勢としては変わらない・・という厳しい現実が・・ 世界のタミフル、7割は日が使用。カルバペネムも同様・・? タイトル写真をご覧下さい。これが単なる、「風邪+咳」に対する処方なのですから・・喘息の気配があるこのPtには更に既に化石化しているテオフィ◎◎などまで・・!! #2:医用画像の過剰使用 これも日独特の風景を示しています。画像を読み解く専門家は非常に少ないが、世界のCTの半分は日にある。 信頼できる筋の情報を得たので下記に記します。 京府医大誌 ��120(12),943-51,

    過剰使用とその周辺 - 感染症診療の原則
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/04/29
    うーむ