感染症の臨床、公衆衛生としての拡大予防策を学ぶ際に、どのような病気か(感染症か)のあたりをつけるポイントのひとつが、曝露から発症までの時間(潜伏期間)となります。 感染源となりうるものがたったひとつ(one point source)という机上のシンプルな状況を考えるとします。 感染源Aと曝露した BCDEF。どの程度曝露したのかどのような状況だったのかを下記起こして行きます。 最終的に、すれちがっただけなら関係ないのか、密室に2時間だとやっぱり危ないのかといったことや、過去に似たような状況があったひとはならなかったとか、そういった観察も大事です。 ワクチンを開発したジェンナー等もこうした観察からはじまっています。 今、再び問題になっている麻疹も、外部からあらたに持ち込まれた時の大きなインパクト(島の人口の1/5が死ぬほどの!)、2次感染、3次感染、4次感染、,と広がる様を日数で把握したわ
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