ブックマーク / blog.tatsuru.com (6)

  • 内田樹の研究室: うなぎくん、小説を救う

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    daydre 2009/03/10
  • 入試「改革」のご提言について - 内田樹の研究室

    センター入試の日に新聞の社説に入試改革の提言が載せられている。 毎日新聞の社説子はこう書いている。 「少子化や規制緩和の大学増設なので大学の学生獲得競争が次第に強まり、科目を減らしたり独自学力試験をしないなど、試験を安易にする傾向が現れた。 時間をかけ多角的に審査するはずのAO(アドミッション・オフィス)入試や従来の推薦入試も形骸化が指摘される。4割以上が学力検査をくぐらず入学するまでになっている。 一方で大学生の深刻な学力低下が報告される。6割の大学が高校レベルの補習をするなど基礎学力の補完をしている。そうしないととても専門教育ができないという。基的な教養の欠落も指摘されている。」 ご指摘の通りである。 そのことに私たち大学人も深く苦しんでいる。たぶん、日でいちばんそのことに苦しんでいるのは、「基礎的な学力」のない学生たちと現場で向き合っている私たちである。 そのわれわれに向かって論

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    daydre 2009/01/21
  • そんなの常識 - 内田樹の研究室

    西宮大学交流センターのインターカレッジ西宮というイベントに出かける。市内にあるいくつかの大学から講師を派遣して、共同テーマで講義をするのである。 今回のお題は「常識のウソ、ホント-私たちの常識を再考する」というものである。 私は人も知る「常識原理主義者」であるので(そんなものはないが)、日は「常識の手柄」というタイトルでお話をする。 「常識」についてはこれまで何度も書いているが、「そんなの常識だろ」というのは私たちがものごとを判断する上で、たいへんたいせつな知性の働きである。 まず、第一に「常識」というのは即自的に「常識」であるわけではないからである。 私が「そんなの常識だろ」と憤然と言った場合でも、言われた当人は「お前の言うことのどこが常識なんだよ。何年何月からそれが常識になったんだ。どこからどこまでの地域で常識なんだよ」とただちに反論する権利が保証されており、私はその異議に対しては絶

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    daydre 2008/09/27
  • 大相撲に明日はあるのか? - 内田樹の研究室

    『中央公論』の I 上くんが来て、「相撲」について取材を受ける。 相撲ですか・・・ もう長いことテレビで相撲を見ていない。 新聞でも相撲の記事はまず読むことがない。 力士の名前もほとんど知らない。 聞くと、相撲は不祥事続きで、客も不入りだし、視聴率も低下するばかりで、もうどうにもならない状態なのだそうである。 そうでしょうねと思う。 理由はいろいろあると思うけれど、要するに「相撲とは何か?」という根源的な問いを誰も真剣に引き受けたことがなかったことがおおきな理由だろうと思う。 相撲は神事なのか? 武道なのか? 格闘技なのか? スポーツなのか? スペクタクルなのか? 伝統芸能なのか? とりあえず、神事を含んではいるが、それ自体は神事ではない。 そのようなものに「公正中立」の NHK が電波を貸すわけにはゆかない。 武道でもない。 武道というのは「心身の生きる力を高め、潜在可能性を開花させるた

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    daydre 2008/09/15
  • 格差社会論(再録) (内田樹の研究室)

    今回の秋葉原の事件に「格差社会下層」に自分を「格付け」するという「物語」が深く関与していることにはどなたも異論がないだろう。 私は以前そのような「物語」が瀰漫することに、とりわけそれが「政治的に正しい」説明原理として称揚されることについてその危険を指摘したことがある。 『神奈川大学評論』という大学紀要に寄稿したものであるので、大学関係者以外には読まれた方はほとんどおられないであろうから、ここに再録する。 2007年の9月に書かれたものである。 この論考のせいで私は「保守系リベラル」「中道右派」とカテゴライズされることになった(ウィキペディアにはそう書いてある)。 ここに書かれたことのどこが「中道」なのか、どこが「保守」なのか、私にはよくわからないが。 善意の格差論のもたらす害について 内田樹 「格差」という語はそれ自体では価値中立的なものであるが、現在のメディアではこの語は中立的なものとし

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    daydre 2008/06/11
    城繁幸氏に関しては確かに世代間対立を煽っているところがあるが、彼の言う「職務給」は「徹底的な能力主義」とは違うと思う。それを指向するのは団塊の側の経営者のような人たちではないか。
  • イタリアンはどうして美味しいの? - 内田樹の研究室

    金曜日は歌のレッスンとゼミと会議。 1年生のゼミはとっても面白い。 今日のテーマは「文化」。 「スローフード」とか「品偽装」とか「べ物」ネタが女子学生たちは好きである。 イタリア料理はどうしてこんなに美味しいのかという剛直球一勝負のプレゼンがある。 もちろん、大学一年生の諸君のプレゼンであるから、どうしてイタリア料理が美味しいのかについて私を納得させられる説明を期待することはむずかしい。 イタリア人はそうやって彼らの伝統的な文化を守っているのですというような定型的なフィニッシュのあとに「それは違うよ」と申し上げる。 まず学生諸君に質問だ。 次の材のうちヨーロッパ原産のものはどれであろうか。 トマト タマネギ オリーブ ジャガイモ キャベツ 小麦 胡椒 唐辛子 ヨーロッパ原産というときの原産はとりあえず「紀元前後にはもう地中海世界でされていた」という「ゆるい」定義にしておいてよ

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    daydre 2007/12/10
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