2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反罪に問われた元法相河井克行被告(57)=衆院広島3区=の公判が24日、東京地裁であった。元会計担当の女性が証人として出廷し、自民党本部から資金援助を受けた後、買収目的とされる報酬を陣営スタッフ3人に振り込んだと証言した。 自民党本部は参院選前の19年4~6月、克行元法相と妻の案里前参院議員(47)=有罪確定=の政党支部に計1億5000万円の資金を援助。起訴内容の一部となったスタッフ3人への計約220万円の報酬について、「党本部からの金が原資」とする女性の供述調書が今月9日、法廷で読み上げられていた。
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