詳細は改めて書く(次かその次)が、現在経済産業省の某大型プロジェクトに参画しており、その一環で個人情報保護と著作権について考えることが増えている。今回はそのうち後者について。 定まらない議論の位置づけ デジタル・コンテンツに関する流通の議論をあちこちで拝聴したり、私自身も議論に参加することがあるが、いつも思うのは「著作権行政や制度運用の座りの悪さ」である。もちろん参加する人の背景や背負う利益によって主張や志向が変わるのは当然だが、それ以前に「この議論は誰にために行っているのか、誰に働きかけるのが有効なのか」というところが定まりきらないように思う。 これはMiAUについても同じで、誰の利益のために誰を説得しようとしているのか、という前提条件が揺れてしまい、結果としてアピールのためのアピールに終始しているように見える、というのが正直な印象である。横から見ていて、彼らの動きに戦略・戦術の両方が感
某チャットチャネルより。 アップルやグーグルに日本企業は何故勝てないのか? アホくせーーー。言うまでもないじゃん。こういったレベルの勝ち負けなんて気にしてりゃ「勝ち」なんてありゃしない。 この手の話は「評論家」が大好きだ。挙げられる企業は、グーグル、アップルの他にも、アマゾンだのマイクロソフトだの。いわゆる「アメリカンドリームな尖ったベンチャー」だ。そりゃまぁ日本にいてそういった会社を見れば、「なんて素敵(はーと)」みたいに思うだろうし、「それに引き換え日本の企業は云々」とか。もうタコにミミが出来るくらい聞き飽きた。 そもそも、そういった企業に「勝つ」必要なんてどこにあるのだ? どの会社も、みんなそれなりにワールドワイドにサービスを提供してくれている。業種業態はいろいろあるけれど、そんなに悪い会社じゃない。アップルは商売がアコギだとか、マイクロソフトは独禁法がどーだこーだとかあるけれど、そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く