数多くのベンチャーやスタートアップ、IT企業が続々と集まり、日本の最新トレンドが生まれ、さらには若者カルチャーの発信基地ともなっている東京・渋谷。強烈なダイナミズムが常に感じられるそんな街を、ある意味制御する役割を担うのが行政の中心である渋谷区役所だ。 この渋谷区に2015年10月、広告会社や投資ファンドなど民間企業での経験豊富な澤田伸氏が副区長として就任した。同氏はそれまでに培ったデータ分析やデジタルマーケティングのノウハウを生かし、渋谷区の行政のデジタル化を強力に推進。2019年1月に新庁舎が完成したのを機に、すべての職員のPCをMicrosoft Surfaceに変え、BYOD(Bring your own device)やフリーアドレスも導入するなど、業務環境を大幅に刷新した。 最先端を走る街である渋谷の行政の変化にはどのような意味や理由があるのか、澤田氏に話を聞いた。 渋谷をデジ
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