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2009年1月20日のブックマーク (2件)

  • GSMたちの沈黙:クロサカタツヤの情報通信インサイト

    GSMがどれくらいボロなのかが分からないと、前のエントリは結構理解しづらいんじゃない?というご指摘をいただいた。確かにその通り、というわけで私の体験談を枕にしつつ、前のエントリを改めて解題。 カメハメハ大王、あるいは吉幾三としてのGSM まず回線品質から。これはいろいろな状況にもよるのだが、基的に日の携帯電話やPHSのように「ほぼつながる」ということはない。欧州でも10回に1回、新興国だと3回に1回くらいは、そもそもつながらなかったり、つながっても途中で切れたり。 理由はいくつかある。一つはGSMの基地局スペック自体が、それほど高需要を満たす構造を有していないこと。そもそも設計が古く、その頃に想定された使い方や需要を、現状は大きく超過している。それを無理矢理しのいできたツケが出てきているということだ。 もう一つはバックホール、すなわち基地局から収容したバックボーン回線の問題。先進国であ

    GSMたちの沈黙:クロサカタツヤの情報通信インサイト
    de-style
    de-style 2009/01/20
    いやぁ、前エントリの補足だと思ってなめてたら、かなり濃い内容で。
  • 過去のないケータイ産業:クロサカタツヤの情報通信インサイト

    年明け最初の日曜に、遅い朝飯をべながら眺めていた「サンデー・プロジェクト」の、後半に流れてたフィンランド特集の内容に、やや違和感があった。それを枕に、ちょいとケータイの産業論を徒然と。 「マジメにものづくり」という罠 番組そのものは、日はフィンランドを見習い、国家一丸となって海外市場を目指せ、というような話だったと思う。ブログ界隈でもいくつか議論されていたようだが、番組の全体的な主張自体に違和感はない。相当規模の国内市場を有しつつ、海外市場も開拓しなければペイしない日としては、どう論じたところで「内需も外需も等しく大事」という結論しかないのである。 気になったのは、特集の中心として取り上げられていたノキアへの言及。この中で、 ・ノキアはGSM当初から世界指向があった ・ノキアは安くていいものを作ったから世界制覇した ・フィンランドには国全体でいいものを作る制度や環境があった という話

    過去のないケータイ産業:クロサカタツヤの情報通信インサイト