440 天文学・宇宙科学に関するdead_moon_risingのブックマーク (133)

  • これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見

    これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見 【2010年11月2日 NRAO】 アメリカ科学基金(NSF)のロバート・C・バード・グリーンバンク望遠鏡(GBT)が、これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見した。この発見は、素粒子物理から宇宙物理にいたる幅広い範囲の分野に大きな影響を与えることになりそうだ。 白色矮星の近くを中性子星からの電波ビームが通る際にパルスに遅れが生じることを示した概念図。クリックで拡大(提供:Bill Saxton, NRAO/AUI/NSF) 中性子星とは、大質量星が超新星として爆発したあとに残る高密度の天体である。その密度はきわめて高く、スプーン1杯あたりの重さは5億トン以上もある。この驚異的な密度を持つ中性子星は、密度の高い特異な状態にある物質を調べる天然の実験室といえる。また、中性子星は高速で自転しており、回転に伴って灯台のように規則正しく明滅する電波

    dead_moon_rising
    dead_moon_rising 2010/11/06
    PSR J1614-2230, TOV limit
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  • 太陽50個分の大質量星、最期の姿は意外に地味

    太陽50個分の大質量星、最期の姿は意外に地味 【2010年10月18日 NASA JPL】 太陽の50倍ほどもある大質量の星が一生を終えて大爆発を起こした。しかしその姿は華やかな普通の超新星とは異なり、大量のちりに包まれた実に地味なものだった。初期宇宙ではこのような現象はありふれていたと考えられているが、観測されたのは初めてのことである。 爆発前の質量が太陽の50倍ほどと計算された超新星の想像図。クリックで拡大(撮影:NASA/JPL-caltech/R/Hurt(SSC/Caltech)) オハイオ大学の研究チームは、NASAの赤外線天文衛星スピッツァーによるサーベイ観測のデータから活動銀河核の研究を行っていた。活動銀河核とは、銀河中心に存在すると考えられている超巨大ブラックホールの活動によって強いX線や電波など大量のエネルギーを放射している天体である。この高温部分の温度変化を調べること

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  • 131億光年かなたの銀河に「星の元祖」が存在か 宇宙史完成は間近

    131億光年かなたの銀河に「星の元祖」が存在か 宇宙史完成は間近 【2010年9月24日 愛媛大学宇宙進化研究センター】 今年1月に発見された131億光年かなたの銀河が、宇宙最初の天体「第一世代の星」を含む可能性が高いことがわかった。宇宙誕生からたどる計算シミュレーションで存在が予測された天体を、時間をさかのぼって探る観測によって確認することは、137億年の宇宙史のトンネル貫通を意味する。 HSTで観測した131億光年かなたの銀河。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, G.Illingworth, R.Bouwens (University of California, Santa Cruz), and the HUDF09 Team) 宇宙空間のガスの電離状態の歴史。クリックで拡大(提供:愛媛大学 宇宙進化研究センター) 「宇宙の第一世代の星」とは、宇宙誕生から数億年後に生まれたと

  • 太陽くらいの星と大質量星の形成過程は同じ?

    太陽くらいの星と大質量星の形成過程は同じ? 【2010年9月15日 SAO】 大質量星は超新星爆発を起こして宇宙空間に新たな星の材料をばらまくなど、宇宙の進化において重要な役割を果たす。大質量星の形成過程はよくわかっていないが、最新の研究成果によってその一部が示された。 ガスが降り積もって進む大質量星の形成過程のコンピュータ・モデル(矢印がガスの流れる方向と速度、白い線が密度等高線)。クリックで拡大(提供:Eric Keto and Qizhou Zhang) 大質量星(ここでは太陽の約8倍以上の質量を持つ星を指す)は、宇宙の進化においてもっとも重要な役割を果たす天体と言える。大質量星は内部で起きる核融合反応によって元素を合成し、数億年後に超新星として爆発する。超新星爆発によってさまざまな物質が宇宙空間にばらまかれ新たな星をつくる材料となったり、衝撃波によって星形成が促されるなど周囲の環境

  • 地球に降り注ぐ宇宙線の生成プロセスが明らかに

    地球に降り注ぐ宇宙線の生成プロセスが明らかに 【2010年8月12日 数物連携宇宙研究機構(IPMU)】 今年初め、ピエール・オージェ観測所のデータから、予測に反して宇宙線の多くが陽子ではなく原子核であることが発表された。陽子に比べて壊れやすい原子核がどこでどのように加速されて、大量に地球に降り注いでいるのかはなぞであったが、同観測所のデータの解析結果から、そのメカニズムが明らかになった。 ピエール・オージェ観測所。クリックで拡大(提供:Pierre Auger Observatory、以下同じ) (丘の上)大気蛍光検出器と(手前)チェレンコフ光検出器。クリックで拡大 設置前のチェレンコフ光検出器。クリックで拡大 ピエール・オージェ観測所は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの西方約1100kmのアンデス山中にある大規模な宇宙線測定装置である。 同装置を構成しているのは、約3000平方km

  • 未だ謎のまま、Ia型の超新星爆発の起源に迫る

    未だ謎のまま、Ia型の超新星爆発の起源に迫る 【2010年7月20日 CfA】 宇宙の加速膨張やダークエネルギーの存在は、宇宙の標準光源として利用されている「Ia型超新星」の観測によって示唆されており、同天体は宇宙論にとって重要な天体である。そのIa型の超新星爆発が何によって引き起こされているのかに迫ろうとする研究成果が発表された。 銀河M101。クリックで拡大(提供:NASA/ESA) 銀河M101の白黒反転画像。四角内が軟X線源。クリックで拡大(提供:R. Di Stefano (CfA)) 星が超新星として爆発すると、その輝きはとても明るく、はるか遠方にあっても観測することができる。そのうちIa型と呼ばれる種類の超新星は、光度の変化のようすから来の明るさを推定することができ、見かけの明るさとの比較から、その超新星(が存在する銀河)までの距離を推測できる。この特徴を利用して、ダークエ

  • 暗黒エネルギーに支配された宇宙大規模構造を新手法で明らかに

    暗黒エネルギーに支配された宇宙大規模構造を新手法で明らかに 【2010年7月29日 NRAO】 電波望遠鏡を使用した新たな手法で、「宇宙大規模構造」の分布に迫る観測が行われた。この方法によって、宇宙に存在するエネルギーの4分の3を占めると考えられている、なぞの暗黒エネルギーの性質に関する貴重な情報が得られるという。 宇宙の加速膨張は1998年に発見された。その理由はいまだよくわかっていないのだが、加速は暗黒エネルギーによって引き起こされていると考えられている。物理学者は競うようにして、加速を説明するためのさまざまな理論をつくっており、その理論を確かめるもっとも良い方法は、「宇宙大規模構造」の正確な観測とされている。 「宇宙大規模構造」とは、銀河の分布が示す巨大な構造である。宇宙を大きなスケールで見ると、数百個の銀河が集まった銀河団があり、その銀河団どうしを結ぶように銀河が分布していて、それ

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  • 史上最大のガンマ線バーストを観測、機器は一時使用不能 | 宇宙 | sorae.jp

    Image credit: NASA/Swift/Stefan Immler ペンシルバニア州立大学のスウィフト研究チームは7月14日、米航空宇宙局(NASA)のガンマ線バースト観測衛星「スウィフト」を用いた観測で、これまで最も明るいガンマ線バースト(GRB)を検出し、「スウィフト」の観測装置が一時使用不能までに陥ったと発表した。 発表によると、「GRB 100621A」と名づけられたこのガンマ線バーストは6月21日に検出され、あまりにも明るいため、「スウィフト」のデータ分析プログラムが停止した。研究チームのリーダーであるデイビッド・バロウズ(David Burrows)氏によると、プログラムが停止したのは、想定以上の明るさのためで、「スウィフト」に問題があったわけではないという。 「これまで最も明るいガンマ線バーストに比べ、今回のガンマ線バーストは14倍も明るかった。我々はデータに間違い

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  • 表面温度が数百度しかない、もっとも低温の褐色矮星の発見

    表面温度が数百度しかない、もっとも低温の褐色矮星の発見 【2010年6月30日 JPL】 これまで知られている中でもっとも低温と思われる星が発見された。見つかったのは、表面温度が摂氏180〜330度ほどしかない褐色矮星だ。太陽系周辺に同種の天体は数百個存在している可能性が示唆されており、今後の観測次第では、わたしたちの描く太陽系周辺の光景が一変するかもしれない。 スピッツァーによる、これまででもっとも低温と思われる褐色矮星の1つ「SDWFS J143524.44+335334.6」(画像中央の赤い点)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 太陽系周辺における褐色矮星の分布をシミュレーションした画像(白・赤・黄:太陽をはじめとする恒星、暗い赤:存在が予想された数百個の褐色矮星、緑;スピッツァーが今回観測した領域)。クリックで拡大(提供:AMNH/UCB/NASA/JPL-

  • 宇宙膨張の速度測定に利用される天体のなぞが解けた

    宇宙膨張の速度測定に利用される天体のなぞが解けた 【2010年7月5日 東京大学 数物連携宇宙研究機構】 Ia型の超新星は、宇宙の膨張速度の測定に利用される天体(標準光源)として、最新の宇宙論研究の中心的な存在である。そのIa型の超新星の爆発の形状が、丸ではなく、非対称のいびつな形であることが示され、宇宙論に関わるIa型超新星に関する長年のなぞが解決されることとなった。 観測データから導かれたIa型超新星の典型的な構造。クリックで拡大(提供:数物連携宇宙研究機構(IPMU)、以下同様) 偏った爆発を示すコンピュータシミュレーションの結果。観測する方向によって、放出されたガスの濃さや組成の違うことがわかる。白い色ほど物質の量が多いことを示す。クリックで拡大 超新星は、星が一生の最期に起こす大爆発である。中でも、Ia型と呼ばれる超新星は、光度の変化のようすから来の明るさを推定することができる

  • 星の動きから星団の結びつきの強さを解明 | 銀河・星雲 | sorae.jp

    Image Credit: NASA, ESA, MPIA and University of Cologne ハッブル宇宙望遠鏡が10年の間隔を置いて撮影していた散開星団の写真から、星々のごくわずかな動きが検出された。星々の生まれ方と育ち方に関する重要なヒントとなる。 この成果は狙ったのではなく、マックス・プランク天文学研究所のヴォルフガング・ブランドナー(Wolfgang Brandner)氏率いる研究チームが、ハッブル宇宙望遠鏡のアーカイブから発掘したものである。同チームは地球から2万光年の距離にある散開星団「NGC 3603」を同じ条件で1997年7月と2007年9月に撮影していた画像を比較して、700個以上の星が動いている事に気づいた。 この散開星団では直径3光年の領域に1万もの恒星が集まっている。ちなみに、太陽から最寄りの恒星までは4光年以上だ。 星の生涯は数十万から数億年とい

  • 逆回転するブラックホールからは強いジェットが放出される?

    逆回転するブラックホールからは強いジェットが放出される? 【2010年6月7日 JPL】 大きなエネルギーを放射する遠方銀河の中心には、周囲の円盤の回転と逆方向に自転するブラックホールが、また、エネルギー放射が小さい近くの銀河には円盤の回転と同じ方向に自転するブラックホールが存在しているという理論モデルが発表された。距離による違いは、自転方向が進化の過程で変化してきた可能性を示しているようだ。 わたしたちの天の川銀河をはじめ、銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在している。太陽の数十億倍もの質量があり、その強い重力の影響で周囲の時空が歪んでいる。周囲のちりやガスがブラックホールに向かって落ち込むことで円盤が形成されるが、その一部は超高速のジェットとなって円盤と垂直な方向へ噴出する。また、円盤の表面では「降着円盤風」と呼ばれる激しい風(物質の流れ)が発生している。 ブラックホールには、周囲

  • 100億年前の銀河分布に見る銀河形成の歴史

    100億年前の銀河分布に見る銀河形成の歴史 【2010年6月2日 NASA Herschel Science Center (1) / (2)】 ESAの赤外線天文衛星「ハーシェル」による、100億〜120億光年かなたの銀河分布をとらえた画像が公開された。広範な銀河の分布を見ることで、遠方にある宇宙初期の活発な銀河の謎が解き明かされ、当時の銀河の形成進化の過程を知る大きな手がかりが得られる。 ハーシェルのスペクトル測光撮像器「SPIRE」でとらえた擬似カラー画像。白く明るい部分は星が活発に作られているところ。赤い部分は比較的遠方、あるいは低温の部分をしめす。クリックで拡大(提供:ESA/SPIRE Consortium/HerMES consortia) ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の赤外線天文衛星「ハーシェル」のスペクトル測光撮像器「SPIRE」が遠赤外線観測により撮影した、100億〜1

  • 天の川銀河に新たに多くの星形成領域を発見

    天の川銀河に新たに多くの星形成領域を発見 【2010年6月1日 NASA/NRAO】 NASAの赤外線天文衛星スピッツァーとNSFのVLA(超大型干渉電波望遠鏡)による天の川銀河のサーベイによって、これまで未発見だった星形成領域が多数発見され、そのうち25箇所は銀河系の中心から遠く離れた場所に存在していることが明らかになった。 大航海時代の人々が新大陸発見とともに地図を作成したように、わたしたちの天の川銀河の構造も明らかになりつつあり、研究者はその地図作りを進めている。 天の川銀河の腕を描いた最新のイラスト(右図)には、複数ある天の川銀河の腕のうち、もっとも目立つ2の腕(たて座-ケンタウルス腕とペルセウス腕)が見えており、これらの腕では若い星や年老いた星がひしめいている。また、2つの腕は、銀河系の中心にある棒状構造の端とつながっている。一方、その間にあるかすかな2の腕(じょうぎ座腕とい

  • 「光るブラックホール」の活発化は、銀河同士の衝突がカギ

    「光るブラックホール」の活発化は、銀河同士の衝突がカギ 【2010年5月28日 NASA (1) (2)】 NASAのガンマ線観測衛星「スウィフト」による観測で、活動銀河核(AGN)のうち合体中の銀河の割合が従来考えられていたよりもずっと高いことが示された。 接触中の銀河と中心の活動銀河核。撮影は米キットピーク国立天文台の2.1m望遠鏡。クリックで拡大(提供:NASA) 報告会のデモ動画より。2つの銀河が接触し、活動銀河核が明るく光るようすをシミュレーションしている。動画はSwift Black Hole Survey Media Telecon Visuals (NASA)で見ることができる(提供:Volker Springel and Tiziana Di Matteo - Max Planck Institute for Astrophysics, Lars Hernquist -

  • 行方不明だった「普通」の物質の在り処、明らかに

    行方不明だった「普通」の物質の在り処、明らかに 【2010年5月20日 Chandra Press Room】 近傍宇宙では星や銀河など「普通」の物質の量が遠方宇宙に比べて半分しか観測されていなかったが、数千個の銀河が集まる巨大な壁構造に検出された大量の希薄な高温ガスが、その残り半分の在り処であるようだ。 銀河の壁をX線が通り抜けてくるイメージ画。クリックで拡大(提供:NASA/CXC/M.Weiss; Spectrum: NASA/CXC/Univ. of California Irvine/T. Fang et al.) ちょうこくしつ座の方向にある銀河がつくる壁構造(Sculptor Wall)の位置。クリックで拡大(提供:NASA/CXC/Univ. of California Irvine/T. Fang et al.) 宇宙は、ダークエネルギーやダークマターがほとんどを占めてお