タグ

金融とイタリアに関するdeadcatbounceのブックマーク (4)

  • ドイツの苛立ちの理由と危機の根源:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) ユーロという患者の「容態」は、相変わらず回復しない。債務危機は、地震や原子炉建屋の水素爆発と違って、目に見えない。原発の炉心溶融と同じく、目に見えないところで事態が少しずつ深刻化する。 ユーロ圏の「炉心溶融」の深刻さを視覚化する唯一の物が、国債の利回りの折れ線グラフだ。「この国債に投資したら、金が返ってこなくなるかもしれない」と恐れる投資家が増えるほど、国債の利回りは高くなる。利回りが高くなるほど、政府は金を借りにくくなる。利回りがじりじりと上昇する様子は、熱病に苦しむ患者の体温を示しているかのように見える。返済期間が短いギリシャの国債利回りは100%を超えているが、これは紙くず同然の国債であり、誰も投資しようとするものはいない。 イタリア国債への不信感 10月27日に欧州連合(EU)加盟国首脳がブリュッセルでの徹夜会議で、欧州金融安定化ファシリティ(EFSF)の拡大など

    ドイツの苛立ちの理由と危機の根源:日経ビジネスオンライン
  • 市場に追い詰められたイタリア~4つのシナリオ

    市場はイタリアとユーロ圏を、多くの投資家が転換点と見なすところまで追い込んだ。だが、欧州連合(EU)の当局者らは11月9日、EUは流れを変えるために緊急対策を練るのではなく、イタリアが新政権を決めるのを待っていると語った。 ひとまず待機するという判断は、今や市場心理を変えられるのはイタリア自身だけだという従来のユーロ圏の考えを示すと同時に、国際社会の武器庫にある道具が限られてきたことを暗に認めたようにも見える。 専門知識を持つ新政権が速やかに崖っぷちに立たされたシルビオ・ベルルスコーニ首相に取って代わり、長らく求められてきた経済改革を推し進めるという展開は、ギリシャの秩序回復と4400億ユーロの救済基金の拡充と併せ、深まる危機を反転させる一番の期待となっている。 「現時点で欧州の指導者たちが効果的に打てる対策はない」。経済コンサルティング会社リーデファインの代表、ソニー・カプール氏はこう言

  • イタリア国債

    利回り上昇が止まりません。プライマリーバランスが一応黒字の国ですが、まあ首相が首相だっただけに信用が相対的に低いという悲しい現実があります。ちょっと前まではAAAの国ですが、ワタクシはもともとあの首相ゆえに4ノッチぐらい下の評価しかしていなかったので、それほど違和感はありません。まあ今は流動性の薄いマーケットですから、どちらにしてもねらいをつけられたらひとたまりもありませんな。 ところで、既に知られていることかもしれませんが、イタリアの場合、信用リスクそのものというより若干ポジション要因も大きいのではないかとの見方もあります。 たとえば、先日破綻したMFグローバルのポジションの多くがイタリアだったりしたようで、破たん処理となればそういうポジションの清算をこの地合でやるはめになり、スプレッドの拡大に拍車をかけそうです。それに加えて以前アイルランドのところで紹介したクリアリングハウスの担保ヘア

    deadcatbounce
    deadcatbounce 2011/11/10
    CDSがユーロの国の債務リストラで有効な保険とならない前提ができてしまった以上、保有者が完全にリスクヘッジする手段はもはや「売る」以外になくなっている
  • またしても無意味さを露呈したG20サミット

    主要20カ国・地域(G20)は地球上で最も大きな権力を持つ人々で構成されている。どの国がこのグループ入りすべきか、すべきでないかを巡っては、熾烈な競争がある。 しかし、先週のG20サミット(首脳会議)はほとんど滑稽なまでに、世界経済の将来にとって無意味なものとなった。 G20が、そんな結果をもたらせないのに、イタリアに対して国際通貨基金(IMF)の管理プログラムの受け入れを迫ったことは大きな過ちだった。 このように極めて重要な決断を気で促すのであれば、首脳たち自らがその意志を公の場で明らかにするのは最低限の条件だ。さらに欧州中央銀行(ECB)も、今後はイタリア国債市場を買い支えないと発表しなくてはならない。 しかし彼らは揃って目をつぶり、またしてもシルビオ・ベルルスコーニ首相の責任逃れを許してしまった。レストランが満席なのだからイタリアは危機になど陥っていないという同首相の論法は、このよ

  • 1