避難所で震える被災者の下へ、食料や燃料や医薬品が十分に届かない状況が続いている。 一方で、地震津波被害への対応と平行して「原発への放水」という「作戦」が実施されている。テクノロジーの塊であり何重もの安全装置があった原発は、それらをすべて津波で剥ぎ取られ、いまや外から水をかけることしかできない。 この「作戦」には組織を問わずあらゆるものが投入され始めている。 実は以前取り上げた原子力防災ロボットも既に13日の段階で投入されていた。情報収集タイプのみが投入されているということは、放射線耐性型でも想定されていないような作業や状況になっているということなのだろう。 文科省が福島原発に防災ロボを出動 東日本大震災で、文部科学省は13日、人が近づけない多量の放射線がある場所でも無人で操作できる防災モニタリングロボットを、東京電力の福島第1、第2原発周辺に出動させると発表した。 原子力安全技術