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ブックマーク / arn.hatenadiary.org (3)

  • 日本の『復活の日』 - A.R.N [日記]

    サイトでは、長い間「インフレ目標2%」といったリフレ政策を通じての景気回復策を主張してきた。「良い円高・良いデフレ」を信仰する速水優総裁時代、「インフレ目標は魔法の杖ではない」と導入を否定しゼロ金利を解除した福井俊彦総裁時代、「デフレは金融政策が原因ではない」と在任時一貫してデフレを維持し円高を放置した白川方明総裁時代。とても不幸な時代が続いたが、それも昨日で終わった。 黒田東彦氏は財務省出身でありながら、古くからのリフレ政策の主張者であるし、岩田規久男氏は、日における金融政策の問題をいち早く指摘し、一貫して金融緩和を主張し続けていたリフレ政策の第一人者である。インフレ目標政策を主張するバーナンキがFRB議長となり、名目GDP目標の導入を主張するカーニーがイングランド銀行総裁になるご時世を考えれば、遅すぎると言えるかもしれない。ただひとり、経歴を考えれば戦犯と言うべき中曽宏氏が入ってい

    日本の『復活の日』 - A.R.N [日記]
  • 問題は「格差」ではなく「貧困」(そして「非正規」ではなく「不景気」) - A.R.N [日記]

    ドワンゴ取締役などを務める夏野剛氏の格差論騒動もあり、格差論争がまた熱く語られはじめました。(反論という形であっても)生活に苦しむ人々の声がトピックスとして上がってくる事自体はとても良いことだと思うのですが、どうも旧態依然な左派的な考えで語る人が多く、論点に違和感を感じることがしばしばあります。 そのひとつが「不景気」から発生する(短期の)問題と「構造問題」から発生する(長期の)問題との混同です。苦しい人には金や仕事を渡せ、というのはその通りかもしれませんが、通常の経済状態であれば苦しまなくても済むのであれば、そもそもの話として通常の経済状態にすることを目指すべきであって、助けると言っても一時的な支援に留める必要があります。一方、構造的に貧困の発生が不可避であるならば、永続的な支援が必要となります。 前者の通常の経済状態であれば特に支援が必要ではない問題の最たるものが「失業」です。景気が良

    問題は「格差」ではなく「貧困」(そして「非正規」ではなく「不景気」) - A.R.N [日記]
  • 経済学ギャップを観察する - A.R.N [日記]

    Yasuyuki-Iida 2009/04/09 21:50 それとは逆に経済学への批判的言及はごまんとあれど,どれも経済学者が日頃「ここやべえよ」と思ってる箇所と違うんですよね 2009-04-07 名無しさん 2009/04/10 07:26 つい最近まで実証研究もしないで神学論争をしていた学問だからでしょう。合理的経済人、完全市場その他、通常なら前提が実証出来ていないで終了するレベルの議論です。モデルも大量に存在しますが、相互の関係が不明確で予見に使えるレベルですらありません。 2009-04-07 経済学者とそうでない人のギャップが見える面白いエントリ。 いや、正直昔は私も後者の見解に近かったけど、今はそうは思っていない。そして、それには理由がある。 合理的経済人は非現実的だと言うけど、それは「人」のモデルとして見るから違和感があるのであって、「消費者」のモデルとしては別に変でもな

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