米Qualcomm社の日本法人であるクアルコムジャパン代表取締役会長兼社長の山田純氏(写真1)は、2009年11月30日に開催されたAndroid開発者向けイベントAndroid Bazaar and Conference 2009 Fallで講演し、「携帯電話や、ネットブック対抗の新型機器『スマートブック』など幅広い分野のAndroid搭載機器の開発に同社の半導体製品を積極的に提供していきたい」と述べた。 クラウドを利用する端末として、スマートフォンは最も数量が多い機器になると予測されているが、同社はスマートフォンにとどまらず、PC対抗機器や情報家電分野にも積極的に進出中であることをアピールした。Androidを、これらクラウド端末のOSとして最も有望と考えて、ソフトウエア開発者向けのサポートも、より手厚くしていく予定という。 山田氏は、Android搭載機などスマートフォンの市場拡大が