ソーシャルOS「Jolicloud」をプレビュー--ネットブック向けOSの魅力と課題
ネットブックの出現で最も驚かされていることの1つは、ネットブックの制約にハードウェアを適合させることよりも、主流のOSやアプリケーションを適合させることのほうが重要になってきた点だ。これまでの世代のネットブックでは、「Windows Vista」といったOSは要求される基準を満たさなかった。その結果、現時点で購入できるネットブックのほとんどは、「Windows XP」かLinuxのディストリビューションで動作している。 10月下旬にリリースされる「Windows 7」は、これまでのVistaに比べて無駄を削り巧みに動くようになっており（USBメモリ版もあり得る）、これによって状況が変わるのは間違いないが、Microsoftがつまずいたことで、ほかのOSが参入し空隙を埋める機会が広がっている。多くの消費者にとって、小型のマシンでより簡単にインストールでき使用できるOSの選択肢が増えている。
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米オラクル、サン買収完了後にネットブック市場参入を検討＝ＣＥＯ
［サンフランシスコ／ボストン ２日 ロイター］ 企業向けソフト大手、米オラクルORCL.Oのラリー・エリソン最高経営責任者（ＣＥＯ）は２日、米コンピューター大手サン・マイクロシステムズJAVA.Oの買収完了後に低価格ノート型パソコン（ＰＣ）「ネットブック」市場への参入を検討している、ことを明らかにした。 ネットブック市場は、ハイテク業界の中で最も成長している市場のひとつ。 ＣＥＯはまた、サンが開発・管理するコンピュータ言語「Ｊａｖａ」をオラクルのネットブックに活用できる可能性を指摘した。 オラクルがネットブック市場に参入した場合、グーグルGOOG.O、ヒューレット・パッカードHPQ.N、デルDELL.O、エイサー2353.TWなど、ネットブック生産あるいはネットブック向けソフトウエア開発を手がける企業と競争することになる。
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