イスラム過激派による外国人を狙った事件が頻発しているアフリカで、新たに西部のナイジェリアで道路建設に関わっていたイギリス人やイタリア人など外国人7人がイスラム過激派に殺害されたことが、明らかになりました。 この事件は、ナイジェリア北部のバウチ州で先月16日、道路を建設していた会社の宿舎が武装グループに襲撃され、イギリス人やイタリア人、ギリシャ人など外国人合わせて7人が誘拐されたものです。 事件を引き起こしたイスラム過激派組織「アンサル」は、「イギリスとナイジェリアの政府が人質の救出を試みたため7人全員を殺害した」という声明を出していましたが、10日、イギリスやイタリアなどの各国政府は、人質全員が殺害されたことを確認したと発表しました。 イギリスのヘイグ外相は声明の中で、「冷酷な犯行で、必ず犯行グループに裁きを受けさせる」と述べ、強く非難しました。 「アンサル」はナイジェリアでテロを繰り返し