平将明副内閣相は5日の参院予算委員会で、ITを活用して災害時や緊急時にマスクなどの物品を国民に普及させることについて「マイナンバーカードをしっかり普及させれば技術的に難しくない」との認識を示した。自民党の小野田紀美氏への答弁。 小野田氏は、国内でマスクの品薄状態が続いていることを巡り、台湾ではマスクを実名で購入する制度や、購入履歴による買い占め防止などを行っていると説明。政府に導入を求めた。平氏は「台湾はICチップが入ったIDカードをほぼ全国民が持っている」と指摘。「日本のマイナンバーカー…
愛知県蒲郡市は、新型コロナウイルス感染が確認された市内に住む50代の男性が、陽性と判明した後に自宅待機の要請を受けながら、飲食店を訪れていたと明らかにしました。 蒲郡市に住む50代の男性は、同居する両親の感染が確認されたため、4日遺伝子検査を受け陽性と判定されました。 医療機関が男性に午後6時ごろ結果を伝え、受け入れ先の医療機関が見つかるまで自宅に待機するよう要請しましたが、男性はその後一人で市内の飲食店を訪れたということです。 保健所によりますと、店内にいた濃厚接触者は健康観察の対象とし、自宅待機を求めたということです。市は飲食店の名前は明らかにしていません。 男性は目立った症状は出ていませんが、受け入れ先の医療機関が決まり、5日午後搬送されました。 蒲郡市の担当者: 「医療機関からはですね、感染の危険性があるので外出をしないで下さいという指導はあったんですけれども、それに従っていただけ
安倍内閣で、最先端技術のITを担当している竹本直一大臣(79)。 4日の国会で、新型コロナウイルスへの対応をめぐり、迷走答弁を繰り返した。 立憲・石橋議員「ITを活用して、こういう緊急時に国民に適切に情報を提供する。竹本大臣、何かやっておられますか?」 竹本IT相「緊急時の物品管理のあり方、発信のあり方について、関係省庁と連絡して議論していきたいと思っています。それが現実です」 この発言に野党から謝罪を要求され、本人は大混乱。 答弁席の周りをうろうろする姿に安倍首相も、たまらず耳打ち。 すると、「表現がちょっとよくなかったかもしれない」と発言を修正。 その後の答弁では、茂木外相が作った即席のカンペをそのまま読み上げ、批判を浴びた。 立憲・蓮舫議員「こんなめちゃめちゃな答弁だめですよ」
イタリアのベネチアで行われたカーニバルで、ピザを食べる参加者ら(2020年2月15日撮影、資料写真)。(c)Alberto PIZZOLI / AFP 【3月4日 AFP】フランスのテレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)は3日、新型コロナウイルスが流行しているイタリアの国民食ピザを「コロナピザ」とやゆする風刺CMを放送したことについて、イタリアに謝罪した。 同局は風刺番組「Groland」の中で、せきをする料理人がピザに緑色の粘液を吐く10秒間のジョークCMを放送。トマト、モッツァレラチーズと粘液でできた赤白緑のイタリア国旗と同じ色のピザを「まずくて食べられない」と評し、CMの決めフレーズとして「これが新しいイタリアのピザ。世界中に広がります」とうたった。 この放送について、イタリアのルイジ・ディマイオ(Luigi Di Maio)外相は「わが国がコロナウイルスによる緊急事態に直
新型コロナウイルス感染症対策の法律づくりに向け、安倍晋三首相は4日午後6時から、国会内で野党5党の党首たちとの「リレー会談」に臨みました。唐突な休校要請などに批判が強まる中、首相は野党に何を要請したのか。立憲民主党の枝野幸男代表らは、どんな注文を突きつけたのか――。タイムラインで詳報します。 後から法の「お墨付き」? 緊急事態宣言、野党も公明も懸念(寸評=鶴岡正寛記者) 安倍晋三首相(自民党総裁)が野党とのリレー党首会談で協力を要請した特別措置法改正。会談後、首相は「最悪の事態も想定しながら」と述べ、特措法で可能になる緊急事態宣言に言及しました。しかし、野党からは「私権制限が大きい」(立憲の枝野幸男代表)などと強い懸念が示され、連立与党の公明からも必要性に疑問が投げかけられました。 背景には、自民改憲草案の緊急事態条項をめぐる議論の過程で、政府に権限を集中させて私権制限を可能にすべきだとい
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参院予算委員会で「桜を見る会」の前夜祭を巡る代金などの問題について野党側から提出された資料を手に答弁する安倍晋三首相=国会内で2020年3月4日午後2時28分、川田雅浩撮影 立憲民主党の福山哲郎幹事長は4日の参院予算委員会で、「桜を見る会」の首相後援会主催の「前夜祭」を巡って、2019年の会場となったホテルニューオータニ東京(東京都千代田区)「鶴の間」の部屋代について、別の会合で出された明細書を基に「600人の宴会で、通常料金は2時間450万円」との相場を示した。安倍晋三首相は、前夜祭の費用と差があることについて「私は答える立場にはない」などと詳しい説明を避けた。 首相はこれまで、1…
新型コロナウイルスの検査について、日本医師会は、医師が保健所に検査を依頼しても断られた不適切なケースが、3日までに7つの道と県で、合わせて30件報告されたことを明らかにしました。 これについて横倉会長らは記者会見で、3日までに7つの道と県の医師会から回答があり、合わせて30件の不適切なケースが報告されたことを明らかにしました。 断られた理由の大半は不明ということですが、医師会は「症状が重篤ではない」や「濃厚接触者ではない」のほか、「検査体制が十分ではない」などの回答が寄せられたと説明しています。 医師会は、今月13日まで実態調査を続ける予定で、不適切な事例はさらに増えるとみています。 横倉会長は「保健所の多くは医師が1人しかおらず、そうした事情も反映していると思う。近く検査が保険適用されるが、殺到すると医療崩壊につながるので、掛かりつけの医師に相談してから、検査を受けてほしい」と述べました
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