【10月31日 AFP】モルドバ政府は31日、ウクライナの防空システムが迎撃したロシア軍のミサイルが、自国北部の村に落下したと発表した。死傷者はいなかったという。 モルドバ内務省によると、ミサイルはウクライナ国境に近いナスラブチャ(Naslavcea)村に落下。「現時点で被害者は報告されていないが、ナスラブチャ内の複数の民家の窓ガラスが割れた」としている。 ウクライナは同日、ロシア軍が国内各地に向けて巡航ミサイル50発以上を撃ち込み、電力および水道施設が標的になったと発表した。 モルドバはウクライナ同様、旧ソ連構成国で、親欧米派が政権を担っている。政府は今月10日、ロシアがウクライナに向けて発射したミサイルが領空を通過したとして、駐モルドバ・ロシア大使を呼び出し説明を求めていた。(c)AFP
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