読書は高尚な趣味か?苦行か? 昔、新入社員の教育担当として教育企画部に配属されたときのこと、先輩社員に「君は週何冊くらい本を読む?」と聞かれたことがあります 「週?月じゃなくて?」 本など通勤電車の暇な時間に読む程度だったので、通勤時間30分×朝夕2回×5日ですから、1冊読み終わらないレベルです 興味のある分野は別ですが、そうでない読書は苦行でしかなく、多分車通勤だったら本など無縁だったかもしれません この部署の人たちは本社の横には5階のフロアのある大きな書店があったので「恵まれた環境だ」と皆、喜んでいます どうやら読書好きの揃った部署に来てしまったようです 私は「月に20冊も本を買っていたら、いくらになると思ってんだ!」と考える方 他のメンバーは「素晴らしい知識が1000円~2000円で得られる」と考えています この時点で同じ人間とは思えない教養量の差だったと思います 本を読むのが億劫な