欧州連合は英国の離脱期日の延期で合意。ただ延期後の新たな期日は示さなかった。写真は25日、ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Henry Nicholls) [ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)は25日、英国の離脱期日の延期で合意した。ただ延期後の新たな期日は示さず、ジョンソン英首相が提案した総選挙実施について英議会が討議する時間的な猶予を与える格好となった。 英国を除くEU加盟27カ国の代表はこの日、英国の離脱延期の期間を巡り協議。EU当局者は協議後、「延期が必要との完全な見解の一致があった」と述べた。週末にかけてさらに協議を進め、来週28日、もしくは29日にブリュッセルで再度会合が開かれる可能性があるとしている。 フランスの外交官によると、この日の協議で27カ国は原則的に延期で合意。「延期の期間については、来週初めに合意を模索する。合意を得るまで時間がかかるが、前