新型コロナウイルスの米ファイザー社製ワクチンについて、宇治徳洲会病院(京都府宇治市)がインスリン投与用の注射器で1瓶あたり7回の接種が可能と発表したことを巡り、田村憲久厚生労働相は9日、閣議後の記者会見で「筋肉注射ができるなら(7回接種で)対応してもらうのは否定しない」と容認する姿勢を示した。 田村氏は同病院の発表について「7回取れ…
19人の入所者を殺害した津久井やまゆり園(相模原市)の元職員、植松聖死刑囚は事件後、園での仕事について「むしろ楽な仕事だ」と語っている。その言葉をうのみにはできないが、こうした感想が出てくる背景が気になった。元入所者の平野和己(かずき)さん(30)を訪ねて、両親や専門家から園での生活を詳しく聞き、記録を調べると、「むしろ楽」と言われても仕方のない介護の実態が浮かび上がってきた。【上東麻子/統合デジタル取材センター】 横浜市にある廃プラスチックをリサイクルする作業所。屋根の高い、広い作業場で、十数人がスーパーから運ばれてきた発泡スチロール容器のラベルをはがし、次の工程に運ぶ作業をしていた。平野さんも手袋をはめた手でカッターを使い、真剣な表情で丁寧に一つ一つラベルをはがしている。比較的障害の重い人たちが働く作業所(就労継続支援B型)だが、なごやかな雰囲気の中でも作業はスピード感があり、福祉とい
米を主食にする国々の中でも、日本人ほど品種や炊き方にこだわる人々も少ないと言われている。わたしたちが普段食べるうるち米だけでも、のべ440品種以上が登録(平成29年度)されているというから驚く。 最近は健康面を考えて白米に玄米や雑穀を混ぜて炊く家庭も増えているが、やはり食べておいしいのは白米だけで炊いたご飯、すなわち白ご飯だ。炊きたての白ご飯に味噌汁とぬか漬けの一品でもあればあとは何もいらない、という人も少なくない。 かつては「ごちそう」だった白ご飯 そんな日本人になじみ深い白ご飯だが、一体いつごろから食べられているのか調べてみると、意外なことがわかった。実は一部の大都市圏を除き、常食するようになったのは明治時代に入ってからなのだ。 たとえば江戸時代、江戸に住む人たちに限っては長屋暮らしの八っつあん熊さんたちでも日に3度、白ご飯を食べていたが、一歩江戸の郊外に出ると、米農家であっても作った
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