「ライセンスって1つじゃないの?」「OSSを『配布する』ってどういうこと?」:解決!OSSコンプライアンス(5) OSSコンプライアンスに関するお悩みポイントと解決策を具体的に紹介する連載「解決! OSSコンプライアンス」。5回目は、「ライセンスって1つじゃないの?」「OSSを配布するってどういうこと?」という2つのエピソードと解決策を紹介する。
「ターミネーター(TERMINATOR)」シリーズの技術を2022年のテクノロジーで解説するシリーズ、前編はTERMINATORの「T-800型ターミネーター」や、TERMINATOR2に登場する「T-1000」のリキッドメタルボディーを解説した。後編では、主にTERMINATOR3と4に登場するクルマやバイクを解説する TERMINATOR3の無人で走るクルマ 第3作「TERMINATOR3」に出てくる女性ターミネーター「T-X」には、他の機器を制御できる能力があり、逃走するジョンを無人のパトカーが追い掛けてくる。これについて考えてみよう。TERMINATOR3の物語の設定年は2004年だ。 自動車の開発者から聞いたことがある。「最新のクルマは全部コンピュータで制御されているから、センサーとプログラムさえできれば自動運転は可能だ」と。EV(電気自動車)や、ハイブリッド車の多くが、そのよう
「ターミネーター(TERMINATOR)」は、1984年に公開された映画を皮切りに制作されたSF映画シリーズである。 非常にたくさんの映画、テレビドラマ、アニメなどのコンテンツを生み出した作品群であるが、本稿では、本作品が対象とする歴史事実の全貌がつづられた、サラ・コナーが最初のターミネーターに会う1984年から、息子のジョン・コナーが父親のカイル・リースと会う映画シリーズのTERMINATOR1、2、3、4の4作品を対象に解説していく。 映画シリーズは、この後「ターミネーター:新起動/ジェニシス」「ターミネーター:ニュー・フェイト」が作られている。ジェニシスは1&2のパラレルワールド、ニュー・フェイトは1&2の続編(3&4&ジェニシスはなかったことになっている)だ。2で「スカイネット」誕生を阻止し、「審判の日」を回避したが、新たなAI「リージョン」が誕生し、人類の脅威になっているという設
テレワーク(リモートワーク)で自宅から会社のPCに「リモートデスクトップ」で接続して仕事をする、という機会もずいぶんと増えたのではないだろうか? ただ、リモートデスクトップ接続では、何らかの原因でリモートPCへの接続に失敗する、というトラブルが生じることがある。特に、冒頭のスクリーンショットにもある「お使いの資格情報は機能しませんでした」「ログオンに失敗しました」といったエラーは、目にした人も多いのではないだろうか? 「資格情報」という堅苦しい表現だと分かりにくいが、要はユーザー名やパスワードといった認証に用いられる情報のことだ。つまり、前述のエラーメッセージは認証に失敗したことを表している。 そこで本Tech TIPSでは、リモートデスクトップ接続で認証に失敗する原因を6種類ピックアップし、それらの対策をまとめてみた。接続先(サーバ)側は、Windows 10やWindows 11、Wi
マサチューセッツ工科大学(MIT)は2022年6月1日(米国時間)、機械学習の予測を信頼するかどうか、ユーザーが判断するために用いる「説明モデル」に問題があると発表した。 機械学習の対象データとなる人々のうち、社会的に不利な立場にある人々で構成されるサブグループについては、精度が低くなる可能性があるという。 機械学習モデルは、意思決定支援に利用されることがある。例えば、「どのロースクール志願者が、司法試験に合格する可能性が高いか」をモデルが予測し、ロースクールの入試担当者がその予測結果を、(ロースクールの合格実績を高めるために)どの学生を合格させるかといった判断に役立てる場合がある。 機械学習モデルが複雑すぎて理解できない こうした機械学習モデルは多くの場合、数百万ものパラメーターを持つ。このため、モデルがどのように予測するかについては、機械学習の利用経験がない入試担当者はもとより、研究者
これまでEmotetは「Microsoft Word」や「Microsoft Excel」などのファイル(以下、Officeファイル)に仕込んだマクロを使った攻撃が主流だったが、デジタルアーツによると「2022年4月23日あたりからWindowsのショートカットファイルを用いた攻撃を観測している」という。 「標準でマクロの実行を無効化」がきっかけ Windowsはショートカットを「『.lnk』の拡張子を持つファイル」として扱っている。だが、ユーザーがエクスプローラーで確認しようとしても.lnk拡張子は表示されない。これはエクスプローラーの設定で「ファイル名拡張子」にチェックしている状態でも同じだ(なお、レジストリを変更すれば表示は可能)。そのため、Officeファイルなどと誤解して開いてしまう恐れがあるという。 関連記事 総務省が「テレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」の第3版
2020年12月8日。ノストラダムスは予言した。「DockerはいずれKubernetesから消え去るだろう」と。そしてv1.20で非推奨になった。予言から1年5カ月たった2022年5月3日のv1.24のリリースによって、ついにDockerはKubernetesのコードから消滅した。一体これから何が起こるのだろうか……。 Kubernetes信者の読者には既知の事実かもしれないが、改めてKubernetesに何が起こったのか、そしてわれわれはどうしていけばよいのか――。Kubernetesやクラウドネイティブをより便利に利用する技術やツールの概要、使い方を凝縮して紹介する本連載「Cloud Nativeチートシート」。今回は、その真相を究明する。 ついに削除されたDockerサポート Kubernetes 1.24でKubernetesからDockerをサポートするコードが削除されたことで
※本稿で使用している「Windows Sysinternals」のユーティリティーはMicrosoftの「Microsoft Docs:Sysinternals」ページから入手できる他、Windows 10やWindows 11の場合はMicrosoft Storeから「Sysinternals Suite」として導入することができます。 既定とは別のエントリを選択すると、再起動後、選択されたOSが起動してサインイン画面に進みます。マルチブート構成かどうかに関係なく、起動に問題があった場合にユーザーが対処できるようにトラブルシューティングオプションを提供するために表示されることもあります。 「Windows 7」とレガシーブートメニューに設定されたWindows 8以降は、モダンブートメニューではなく、「Windowsブートマネージャー(Bootmgr)」がモダンブートメニューよりも圧倒的
コンテナとか何とか……使えばそれでクラウドネイティブじゃない?:DXに悩むITマネジャーに捧ぐ! クラウドネイティブ講座(3) この連載では、「クラウドネイティブ思考」を紹介してきました。 今回はより具体的な話に移りますが、技術は目的でなく手段です。これを踏まえて、コンテナをクラウドネイティブ思考の観点から見てみましょう。 DXに悩むITマネジャーにささげる! クラウドネイティブ講座、第3回です。今回は、クラウドネイティブ思考に基づいて、既存のクラウドネイティブ技術を見ていきたいと思います。 本題に入る前に、まずは前提を再確認しましょう。クラウドネイティブ思考で大事なことは「コンピューターの力でコンピューターを動かす」「人間の関与をなくしていく」の2点です。 本連載では、この2点をしつこいほど繰り返します。なぜかというと、人には「ある特定のものを意識し始めると、自然にその対象に対する情報が
実行するとキューに入るWindowsタスクの謎を解け:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(209) 先日、Windowsに最初から登録されている、あるシステムタスク(タスクスケジューラのタスク)の状態を確認して、準備完了状態になっている場合は即時実行するようなPowerShellスクリプトを作成しました。しかし、このスクリプトを実行しても、タスクは期待通りに「実行中」にはならず、「キューに挿入済み」になってしまうのです。今回は、その原因と対策などを解説します。 Windowsにまつわる都市伝説 イベントビューアやタスクスケジューラはイライラするからコマンドで解消 Windowsの初期バージョンからの機能と下位互換性を維持するため、応答性が損なわれていると筆者が感じるツールに「イベントビューア」(Eventvwr.msc)と「タスクスケジューラ」(taskschd.
本連載「リクルート事例で分かる数理最適化入門」ではリクルートでの数理最適化の応用事例の紹介を通して、数理最適化がどのようにビジネスに応用できるのかを紹介します。連載初回の前回は、数理最適化の概要、リクルートにおける4つの応用事例、実問題適用への手順、機械学習との違い、使い分け方などを解説しました。 連載第2回の本稿では、数理「最適化のビジネス応用事例の一つとして、リクルートの製品「Airレジオーダー」の「キッチンモニター」で利用されている調理順並べ替えによる提供遅れ防止機能を紹介します。 なお記載している内容は公開可能な範囲で簡略化しており、一部ロジックは現実のAirレジオーダーと異なる点があることをご了承ください。 Airレジオーダーのキッチンモニターとは Airレジオーダーは弊社リクルートで提供している、飲食店の煩雑になりがちな注文を一元管理し、最適なタイミングでの調理、提供をサポート
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