「なぜ、あんな大嘘をつけるのでしょうか……。彼の人間性を心底疑います。真実を伝えるため、取材を受けることにしました」 小誌電子版(12月3日配信)が報じた立憲民主党の重徳和彦衆院議員(52)による強制わいせつ疑惑。警察の捜査を理由に取材に応じていなかった被害女性のA子さんが、初めて胸の裡(うち)を明かした。
「なぜ、あんな大嘘をつけるのでしょうか……。彼の人間性を心底疑います。真実を伝えるため、取材を受けることにしました」 小誌電子版(12月3日配信)が報じた立憲民主党の重徳和彦衆院議員(52)による強制わいせつ疑惑。警察の捜査を理由に取材に応じていなかった被害女性のA子さんが、初めて胸の裡(うち)を明かした。
大型トラックに轢かれて異世界に転生し、電車にはねられて異世界に転生し、通り魔に刺殺されて異世界に転生し、頭を打ったり、病気になったり、過労死したり、はたまた特に何もなくても転生してしまう。水洗トイレに流されたのは転生じゃなくて転移ものだったっけ。異世界転生と呼ばれる物語群は、今日も今日とて右から左へこちらからあちらへ転生者を送り出して大繁盛しているようだ。今さら説明の必要も薄いかと思われるが、異世界転生の中でも「なろう系」と称される種類の群れは、すなわち小説投稿サイトの先発「小説家になろう」において発祥し、あまたのアマチュア作家たちによって書かれ、WEB小説読者たちに読まれ、出版前からあらかじめ高い人気を得ている作品を書籍化して売るという、きわめて民主的かつ商業主義なやりかたで市場を拡大していったものだ。これは、「書籍化」や「作家」という言葉の意味さえ変容させてしまうほどの現象だったと言う
事件に関する情報は現在かなり錯綜しているので事実関係を見定めることは困難ですが、深圳現地に進出している日系企業だけでなく欧米企業においても、現地での安全な生活の保障ができなくなったと判断して女性や子弟を本国に帰す動きも本格化しています。 中国大陸での安全アドバイザリーを提供している企業の現地レポートでも、いわゆる中国人による排斥的な動きが安全を脅かす危険が高まったとして、単純な注意ではなく標的とならないよう外出を控えることを勧めたり、日本人(またはアメリカ人など特定の外国籍)とハッキリわかるような行事や行動は避けるよう勧告しています。 特に、現在中国ではかつての日本のバブル崩壊とその後の氷河期を彷彿とさせるような、猛烈な景気低迷と雇用情勢の悪化が発生しています。 もともと地方では三農問題で貧困が問題視され、深圳や上海など沿岸部都市と比べて極めて貧しく格差の厳しい中国経済でしたが、いまでは中
2023年9月付の内閣府「外交に関する世論調査」では、中国に「親しみを感じない」と回答した日本人が86.7%に達し、調査開始から最悪の数字に達した。ところが、今年の夏休み映画の目玉『キングダム 大将軍の帰還』は、興行成績75億円、約513万人を動員する大ヒットを記録した。世論調査の結果は「中国ぎらい」なのに、日本人俳優が古代中国人を演じる映画を好んで見ているのが、われわれ日本人だ。 この矛盾の理由は、多くの日本人が『キングダム』や『三国志』に登場する歴史上の中国と、航空機の領空侵犯や沖縄への取り込み工作を繰り返している現代の習近平政権の中国を、完全に“別物”だと考えているためだ。しかし、この考えは日本人が勝手に思い込んでいるもので、中国人自身は歴史の延長線上で政治やビジネスをおこなっている。 ジャーナリストの安田峰俊氏の新著『中国ぎらいのための中国史』(PHP新書)は、現代中国における「中
X医師の有無を言わさぬ鋭い視線。上級医に研修医が口答えできるはずもなく、執刀が始められた。 しかし、実際には麻酔が効いていないケースもあった。ある時、メスが入れられた直後、腹を切り裂かれた産婦は手術台で悲鳴を上げた――。 麻酔が効いていない産婦の腹にメスを… グレードAの超緊急帝王切開は、子宮破裂など、産婦や胎児の命に関わる事態に陥った時に行われる。手術の方針決定後、他の要件を一切考慮することなく直ちに手術を開始し、30分以内に児の娩出をはかると定義されており、同意書を取ったり術前検査をしたりする余裕はない。 このA大学附属病院では、2018年から2021年頃にかけて、麻酔が効いていない産婦の腹にメスを入れて帝王切開(カイザー手術)するという医療過誤があり、その場にいたスタッフの間で「切腹カイザー」と呼ばれるようになった。背景には、A大学麻酔科に在籍しているX医師によるパワハラ問題や、常軌
「クラスでボール投げをやらせると、男子でも8割くらいの子が“女の子投げ”をするのが普通です」…近年、ボールを正しく投げられない子どもたちが増えているという。ボール投げの飛距離も年々低下、いったい何が起きているのか? ジャーナリストの石井光太氏の新刊『ルポ スマホ育児が子どもを壊す』(新潮社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) なぜ「女の子投げ」する男の子が増えたのか? 写真はイメージ ©getty ◆◆◆ バンザイの姿勢をとれない 学校生活では帰宅組と学童組だけでなく、運動能力の面でも運動ができる子とそうでない子の“分断”が顕著だという。 先日、保護者向けの講演会で小学校を訪れた時、見慣れない光景に出くわした。校庭であるクラスが体育の授業でドッジボールをしていた。子どもたちの何人かが黒い防弾チョッキのようなものを上半身につけている。 最初、私は運動能力の高い子た
《兵庫県知事パワハラ疑惑に新展開》自殺職員が詰問される“証拠音声”を入手!「なんでそれを知っとるんやって聞きよんやろが!」知事側近が高圧取り調べ…《斎藤元彦知事は公開拒否》
兵庫県で2か月半の間に2人の職員が自殺した問題を巡り、批判にさらされている斎藤元彦知事(46)。「週刊文春」は、斎藤氏のパワハラなどを告発する文書を作成した県職員X氏(故人)に対し、県側が行っていた事情聴取の音声を入手した。 【テキストの記事はこちら】
確かに瓦礫一時保管場所では何十台もの重機やトラックがうなりを上げ、復興の槌音とも聞こえんことはない。せやけど輪島や珠洲市の被災地じゃ油圧シャベルもろくに稼働してなかったで。第一震災発生直後は殺人的ともいえたあの大渋滞がいまはほとんどない。そりゃあ穴水町でも一部宿は再開したわ、春には輪島方向までの一方通行やった「のと里山海道」は7月になって対面通行ながら両方向再開したわ。 それでも土日でもない平日の夕方に輪島や珠洲市から渋滞のストレスなしに河北や七尾市の宿まで2時間かからず帰れるのである。どう見ても人も車も機械も少ないんちゃうか。 公費で倒壊家屋の解体を任される業者もボランティアと同じように安う使うてないか? 自衛隊を便利屋と思うとるんちゃうか? ワシの耳にまでいろんな業者から赤字にしかならない復興支援作業に対する悲鳴と、そんな地元自治体や日本政府に対する恨み節が聞こえてきとるど。 現に半年
多額の不透明なカネや、高度医療に欠かせない集中治療室を崩壊させるなど、乱脈経営が際立っている、東京女子医科大学(東京・新宿区)について調査していた第三者委員会が、厳しい評価の報告書をまとめたことが関係者の証言などから判明した。 「女子医大の理事会は解散すべき、という第三者委員会の指摘に衝撃を受けました。これは岩本絹子理事長に対する実質的な辞任勧告だと思います」(女子医大関係者) 東京女子医大を支配してきた女帝の進退は、今後どのようになるのか。危機に直面している医療現場の状況も含めて、最新事情をお伝えする。
また、唯一の女子大医学部として華やかで自由な校風で知られ、全国から優秀な医師や看護師が集まっていた。 大学病院の雄とも言える東京女子医大が、いま別の組織のように変容しているという。同大の30代医師がこう打ち明ける。 「利益に直結する病床稼働率を1日2回も報告させ、各診療科を競い合わせるようになりました。そのため、必要のない入院を勧めてしまう若手医師もいます。一方で、コスト削減の一環として、研究費が4億円以上カット(2019年から2020年)され、医学文献のデータベース使用料も有料化されました。大学病院ではあり得ないことです」 1年で医師が97人減、看護師は162人減「いつ事故が起きても不思議ではない」 その影響から医師の離職が急増しているという。同大・教授が続ける。 「経営方針に反発して、優秀な人ほど女子医大に見切りをつけるように去っていきました。凄いペースで医者と看護師が辞めているので、
昨年2月25日にNHK-Eテレで放送された「ETV特集 ルポ死亡退院 ~精神医療・闇の実態~」。2023年のテレビで最も優れたスクープ報道として高く評価された。日本新聞協会賞、放送人の会グランプリ、石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞、貧困ジャーナリズム大賞など主だった賞の最高賞を受賞した。 東京・八王子市にある民間の精神科病院・滝山病院。精神科のほかに内科も併設し、人工透析治療などができるため、精神疾患に加えて腎疾患などを抱える合併症の患者が他の病院からも送り込まれてくる。そこではベッドに寝たきりの高齢患者を看護師らが問答無用で殴る、叩く、つねる、蹴る。暴力や虐待が日常茶飯事。ベッドに縛り付ける身体拘禁も日常化。入手した資料で入院患者の約8割が死亡して退院。いったん入院すると死亡しない限りは退院できないというおぞましい実態、“死亡退院”の現実があった。 「このままでは殺される……。どうか助け
2016年7月26日未明に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた大量殺傷事件。入所者19人を殺害、26人に重軽傷を負わせた植松聖(事件当時26)は、同施設に3年以上勤務した元職員だった。植松は犯行動機について「意思疎通のとれない障害者は安楽死させるべきだ」「重度・重複障害者を養うには莫大なお金と時間が奪われる」などの自説を展開し、世間に衝撃を与えた。 著書「こんな夜更けにバナナかよ」など、「障害者との共生」をテーマに取材をつづけるノンフィクションライターの渡辺一史氏は、横浜拘置所に拘留されていた植松と14回にわたって面会。渡辺氏が「週刊文春」2020年1月23日号に寄稿した記事を再公開する(日付、年齢、肩書き等は掲載時のまま)。 (全4回中の1回目。#2,3,4を読む) ◆◆◆ 「休廷します!」「速やかに退室してください!」 1月8日、横浜地裁で2016年に起こった「相模原障
2016年7月26日未明に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた大量殺傷事件。入所者19人を殺害、26人に重軽傷を負わせた植松聖(事件当時26)は、同施設に3年以上勤務した元職員だった。植松は犯行動機について「意思疎通のとれない障害者は安楽死させるべきだ」「重度・重複障害者を養うには莫大なお金と時間が奪われる」などの自説を展開し、世間に衝撃を与えた。 著書「こんな夜更けにバナナかよ」など、「障害者との共生」をテーマに取材をつづけるノンフィクションライターの渡辺一史氏は、横浜拘置所に拘留されていた植松と14回にわたって面会。渡辺氏が「週刊文春」2020年4月2日号に寄稿した記事を再公開する(日付、年齢、肩書き等は掲載時のまま)。 (全4回中の4回目。#1,2,3を読む) ◆◆◆ 深夜、やまゆり園に侵入した植松は、職員を結束バンドで拘束した上で、入所者が「しゃべれるか、しゃべれな
2016年7月26日未明に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた大量殺傷事件。入所者19人を殺害、26人に重軽傷を負わせた植松聖(事件当時26)は、同施設に3年以上勤務した元職員だった。植松は犯行動機について「意思疎通のとれない障害者は安楽死させるべきだ」「重度・重複障害者を養うには莫大なお金と時間が奪われる」などの自説を展開し、世間に衝撃を与えた。 著書「こんな夜更けにバナナかよ」など、「障害者との共生」をテーマに取材をつづけるノンフィクションライターの渡辺一史氏は、横浜拘置所に拘留されていた植松と14回にわたって面会。渡辺氏が「週刊文春」2020年4月2日号に寄稿した記事を再公開する(日付、年齢、肩書き等は掲載時のまま)。 (全4回中の3回目。#1,2,4を読む) ◆◆◆ 死刑を言い渡した横浜地裁 誰もが極刑を疑わなかった相模原19人殺害犯、植松聖の一審判決。だが2カ月間
「一人の政治家を有権者が選ぶ」という意味では日本最大の選挙区になっている東京都都知事選。蓋を開けてみたら無難に現職・小池百合子さん勝利でゼロ打ちでした。小池百合子さん、都知事当選おめでとうございます。また、すべての候補者、陣営の皆さま、また選管や警視庁、都庁・各自治体の皆さまも諸事ご対応賜りまして、ありがとうございます。お疲れさまでした。 2位じゃダメなんですかの蓮舫さんが石丸伸二さんにまくられて3位転落という15年ごしの伏線回収もありました。ネットでも街角でも蓮舫さんを応援していた支持者の皆さんは、いまどんな気持ちなんでしょうか。 ©時事通信 石丸伸二さんに勤労層無党派を奪われしんどい選挙戦に あまりに共産党に寄り過ぎて志位じゃダメなんですかって話なのかもしれませんが、自治体別の得票数で見ると小金井市、東大和市、清瀬市、日ノ出町、檜原村など東京都下の高齢化に悩む地域と島嶼部で2位蓮舫でし
――今日はお時間いただきありがとうございます。 九条林檎(以下、林檎) ごきげんよう、我に何か聞きたいことがあるとか? ――VTuberの急な活動休止が続くのが気になっていて、その理由とも言われる「喰われる」現象について教えてください。 林檎 「喰われる」は我が発明した言葉というわけではなくてな。5年もVTuberとして活動する中で、周りで体調を崩して活動を続けられなくなってしまう方をそれなりに見てきたのだが、そういう時に「あの子、喰われちゃったみたい」というような形で我の周りで使われていた言葉なのだ。 ――「喰われ」てしまうと、具体的にはどんな症状が現れるのでしょう。 林檎 周りからみてこれと分かるものは多くないが、一目でわかるほどに元気がない、というのもわかりやすい兆候の1つだな。VTuberの世界は声優業界とも隣接しているので、しっかりと挨拶をする人が多い。その中に「おはようございま
今年4月、北海道・旭川市で17歳の女子高校生が橋から落とされて殺害された事件。殺人の疑いで再逮捕された内田梨瑚容疑者(21)と同事件を担当していた北海道警旭川中央署のX警部補が不倫関係にあったことが「週刊文春」の取材でわかった。旭川中央署の署長は取材に対し否定せず、北海道警本部は「個別具体的な内容については、回答を差し控えます」とした。2人の不倫関係が殺人事件の捜査に影響を及ぼさなかったか、今後、道警には詳しい説明が求められるだろう。 ◇◇◇ 「女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない」と供述 留萌市の女子高生・村山月(るな)さん(17)を、旭川市内の渓谷「神居古潭(かむいこたん)」の神居大橋から10メートル下の石狩川に突き落とし溺死させたとして、内田とA子容疑者(19)が再逮捕されてから約3週間が経過した。 “性欲モンスター”内田梨瑚容疑者 「村山さんが内田の写真を勝手にSNSに
史上最大のピンチである。 状況を説明しよう。私プチ鹿島とラッパーのダースレイダーは数年前から全国の選挙現場を訪れている。選挙漫遊になぜハマったのか? 候補者は真剣勝負で人生を懸けているから熱さが凄いのだ。応援する人びとを含め目の前で熱い人間ドラマを見ることができる。「選挙は祭り」を痛感しつつ、誰を選ぶかによって自分の生活に関わってくることもあらためて実感できた。なので他の人にも選挙現場を見ることを薦めるようになった。「選挙なんか興味ない」と言ってしまえば、その陰でシメシメと思う人たちもいるのだから。
「都民ファーストの会」の事務総長を務めた弁護士の小島敏郎氏(75)が、公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で小池百合子東京都知事(71)を刑事告発したことが「週刊文春」の取材でわかった。本日6月18日(火)午前9時、東京地方検察庁に告発状が提出された。 報道陣の取材に応じる小池氏 ©︎時事通信社 告示直前に刑事告発に踏み切った理由 「文藝春秋」5月号(4月10日発売)にて、カイロ大学に小池氏の卒業を証明する声明文を出してもらうなどの“学歴詐称工作”に加担した旨を告白した小島氏。小池氏が6月12日、3期目を目指して都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に立候補する意向を表明したことを受け、刑事告発するに至った。当初は選挙公報経歴に「カイロ大学卒業」が記された時点で告発が行われると見られていたが、この段階で踏み切った理由を小島氏が明かす。 都の特別顧問も務めていた小島氏 ©︎文藝春秋 「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く