紋別海上保安部は11月9日、北海道・紋別市沖の海域で旅客船事故を想定した対応訓練を行い、乗客の救助方法などを確認しました。 訓練の様子 9日の訓練は紋別市沖 約4キロの海上で流氷観光などで使われるガリンコ号が航行不能になったとの想定で行われました。 海上保安部や運航会社などから約40人が参加。 訓練の様子 訓練では沖で動けなくなった船を巡視船で曳航したり、海保の潜水士がヘリコプターから降下して救助者に見立てた人形をつりあげ収容したりするまでの手順などを確認しました。 今年は、知床沖での観光船沈没事故もあっただけに、参加者は、訓練を通し互いの役割などを細かく確認しあっていました。