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ブックマーク / www.jmedj.co.jp (6)

  • 【識者の眼】「壊死性筋膜炎のゲシュタルト」岩田健太郎|Web医事新報|日本医事新報社

    No.5210 (2024年03月02日発行) P.57 岩田健太郎 (神戸大学医学研究科感染治療学分野教授) 登録日: 2024-02-07 最終更新日: 2024-02-07 Streptococcus pyogenes、すなわちA群溶連菌による感染症が激増している。理由はよくわからない。しかし、小児の咽頭炎も増加しているし、壊死性筋膜炎などの侵襲性溶連菌感染症も増えている。日だけでなく、欧州など海外でも増加しているようだ。新型コロナ・パンデミックの数年間で、厳しい感染対策のために溶連菌感染が激減し、免疫低下が起きた反動なのかもしれないが、あくまでも仮説の域を出ない。 ときに、国立感染症研究所は「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」(引用ママ)を、トキシックショック症候群(STSS)と同義に扱っているが、これは間違っている。STSSは侵襲性感染の1表現型だが、そのすべてではない。たとえば、

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    deep_one 2024/04/15
  • 延命措置を拒否する患者の挿管チューブを抜去しても殺人罪に問われないか?【慎重な決定プロセスを経て行われるならば,殺人罪に問われる可能性は低い】|Web医事新報|日本医事新報社

    延命措置を拒否する患者の挿管チューブを抜去しても殺人罪に問われないか?【慎重な決定プロセスを経て行われるならば,殺人罪に問われる可能性は低い】 No.4919 (2018年08月04日発行) P.60 圓増 文 (東北大学大学院医学系研究科医療倫理学分野) 浅井 篤 (東北大学大学院医学系研究科医療倫理学分野教授) 登録日: 2018-08-01 最終更新日: 2018-07-31 ラジオ番組で,著名な救急医学専門の医師が「患者が亡くなる前に延命しない意思をはっきり示していて,それをカルテに記入していれば,急変時に挿管していたチューブを抜いても罪には問われない」といった趣旨の話をしていました。これは当でしょうか。いわゆる「未必の故意」での殺人罪に問われるのではないでしょうか。 (福岡県 S) 【回答】 厚生労働省や関連学会のガイドラインを遵守して,患者や家族等を交えた関係者による慎重な決

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    deep_one 2024/02/02
    手を尽くしても「低い」までしかいかないのがな。
  • 【識者の眼】「デルタ株は空気感染するのか」岩田健太郎|Web医事新報|日本医事新報社

    デルタ株は空気感染だ、空気感染が主な感染経路だ、といった言葉がSNSなどで僕の耳に入ってくる。 しかし、これを裏付ける科学的な実証データが見つからない。 それも当然だ。デルタ株そのものが2020年10月にインドで初めて見つかったのだ。日など先進国で見つかり流行するようになったのもごく最近のことで、日では今年5月に初めての感染者が確認された(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210806/k10013183971000.html)。感染経路や毒性など、ウイルス学的、疫学的属性が明確になるにはまだしばらく時間がかかるだろう。 8月28日にThe Lancet Infectious Diseasesに発表された英国の疫学データでは、デルタ株の感染は英国由来のアルファ株に比べ、救急外来受診や入院のリスクが増すことが示唆された。重要な知見だ(Twohig KA

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    deep_one 2021/08/31
  • 【識者の眼】「ファクターXは実在しない」岩田健太郎|Web医事新報|日本医事新報社 登録日: 2020-08-27 最終更新日: 2020-08-27

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「第二波」が容赦なくやってきた。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は感染対策を緩めると、容赦なくその「緩いところ」を突いてくる。もちろん、そのことそのものは、大きな問題ではない。COVID-19は少数の感染者の場合、対策は難しくない。検査し、隔離し、濃厚接触者を突き止めて、そしてクラスターを制御するのである。 ところが、「第一波」ではできたこの基的な感染制御を日の政府は放棄してしまった。「若い人だけの感染症だから」「経済を回さねば」「重症者は出ていない」「医療は逼迫していない」という理由で、当然行うべき「感染者を減らす」という努力を怠ってしまったのだ。 若者の感染を看過していると、確実にその感染は高齢者などリスクグループに移行する。旅行を励行すれば、必ず感染は飛び火する。重症者が出ていないと嘯いていると、いずれは重症者や死者が出る。

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    deep_one 2020/08/28
    アジアの全体の死亡率の低さは「これがアジアの風土病だから」という意味だと思ってる。遺伝子に選択圧かかってたんだろう。
  • [緊急寄稿]日本の新型コロナ対策は成功したと言えるのか─日本の死亡者数はアジアで2番目に多い(菅谷憲夫)|Web医事新報|日本医事新報社

    [緊急寄稿]日の新型コロナ対策は成功したと言えるのか─日の死亡者数はアジアで2番目に多い(菅谷憲夫) No.5014 (2020年05月30日発行) P.30 菅谷憲夫 (慶應義塾大学医学部客員教授,WHO重症インフルエンザガイドライン委員) 登録日: 2020-05-20 最終更新日: 2020-05-20 1.    SARS-Coronavirus-2(SARS-CoV-2)の日の流行 世界保健機関(WHO)は,年3月11日に新型コロナウイルス〔SARS-Coronavirus-2(SARS-CoV-2)〕のパンデミックを宣言し,日国内でも,2020年3月から流行が格化した。4月7日に,東京,神奈川,千葉など7都府県に緊急事態宣言が出て,4月16日には,宣言が全国に拡大された。5月に入り,日の流行も終息傾向が見られるようになった。Social Distancingや休校

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    deep_one 2020/05/26
    中国をなめるな。無茶苦茶広いし、無茶苦茶多いんだぞ。大半の地域では「コロナって怖いらしいね」で終わっただろう。
  • 緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康)|Web医事新報|日本医事新報社

    緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康) No.5004 (2020年03月21日発行) P.30 白木公康 (千里金蘭大学副学長,富山大学名誉教授(医学部)) 木場隼人 (金沢大学附属病院呼吸器内科) 登録日: 2020-03-18 最終更新日: 2020-03-18 しらき きみやす:1977年阪大卒。2013年富山大学医学部学科長,2019年4月から現職。専門は臨床ウイルス学。新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補に挙がっている抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(商品名:アビガン)を開発 No.5005 緊急寄稿(2)COVID-19治療候補薬アビガンの特徴 No.5006 緊急寄稿(3)COVID-19を含むウイルス感染症と抗ウイルス薬の作用の特徴 No.5036 緊急寄稿(4)新型コロナウイルス感染症(COVI

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    deep_one 2020/03/23
    乾燥しているとウイルス入りの飛沫が乾くのが速くなるから失活が早い、か。でも物体表面上のウイルスは高温多湿の方が失活が早いらしいんだよな…(なので冬場の方が流行する、とも言われている)。
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