パリで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会でスピーチするIOCのトーマス・バッハ会長(2024年8月10日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【8月11日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長(70)は10日、パリ市内で開かれたIOC総会で、3期目は目指さない意向を示した。 「新しい時代が新しいリーダーを求めている」「この決断によって多くの皆さんを失望させることは承知しているが、そうすることが、われわれが愛する五輪ムーブメントにとって最善の利益だ」と述べた。 2013年に就任したバッハ会長は、続投を求める声も受けたと明かしつつ、会長の任期を最長12年までと制限する五輪憲章の改正は行わないとした。 後任は2025年に選出される。(c)AFP