ブックマーク / birdseyefc.com (25)

  • サッカーにおけるアンカーの役割・意識すべき9ヶ条

    どうも。とんとんです。 TwitterのDMにて「○○(ポジション名)をやっているのですが、どう動いたら良いですか?」というような質問が、ありがたいことに山のように来ます。波長が合うのかたまたまなのか、ほとんどが中盤の方です。 正直、どう動いたら良いか、どういうプレーを選択すべきかについてはチームのスタイル、システム、敵味方の特徴、試合の状況にもよるので何とも言えません。 そんな中でも考え方の根となり、どんな時でもよりどころとなるのが「概念」だと思います。 今回の話は全く概念ではありませんが、アンカーとしてプレーする際、具体的なところでどんな時も共通しそうな部分についていくつかザックリ挙げてみたいと思います。 恐らく、「首を振れ」は口酸っぱく言われるのではないかと思いますが、首を振って何を観て、どう判断するのかについても少し触れつつ。

    サッカーにおけるアンカーの役割・意識すべき9ヶ条
  • 【19-20下剋上】ロジャース・レスターの4-3-3戦術分析

    リヴァプールの独走状態となっている19-20プレミアリーグ。唯一の対抗チームと目されていたマンチェスター・シティでさえ大きく差をつけられている状況だが、そのシティとほほ同じ勝ち点を積みあげているのが、ブレンダン・ロジャース率いるレスターだ。 攻守共に明確な型があり、筆者としては今季最も観ていて面白いチームである。 記事ではそんな彼らの特徴的な4-3-3戦術について紹介する。 ※ロジャース・レスターの基情報と戦術概要はフットボール批評3月号別冊 【フットボール『戦術』批評】 に寄稿させていただいております。誌面をご覧いただけるとレスターの戦術を理解できるかと思いますので、ぜひご覧ください!

    【19-20下剋上】ロジャース・レスターの4-3-3戦術分析
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    degage122 2020/07/21
    “特にIHが絡むサイド攻撃は停滞感を一切感じさせない。”今まで観たチームの中でサッリ・ナポリに“
  • 【ピーター・ボスのパスサッカー】レヴァークーゼンの4-3-3攻撃戦術の分析

    2018年12月、レヴァークーゼンは監督のヘルリッヒを解任。新指揮官にオランダ人ピーター・ボスを迎え入れた。 Jリーグ、ジェフ市原でもプレー経験のあるボスが欧州の舞台でその名を轟かせたのが16/17シーズンのヨーロッパリーグ。シャルケ、リヨン等の強豪を破り、決勝戦に進出したのだ。その決勝では惜しくもマンチェスター・ユナイテッドに敗れてしまったが、ボスの率いたアヤックスのパスサッカーは鮮烈なインパクトを残した。 その後監督に就任したドルトムントではアヤックスのように上手くはいかず解任の憂き目にあった。しかし彼のパスサッカーはレヴァークーゼンで復活の兆しをみせている。ボスの就任間もないにもかかわらず爆発的な攻撃力を見せるレヴァークーゼンのパスサッカーにフォーカスする。

    【ピーター・ボスのパスサッカー】レヴァークーゼンの4-3-3攻撃戦術の分析
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    degage122 2019/08/25
  • 【「緩」と「急」のプレッシング】スパレッティ・インテルの守備戦術分析

    ※半年前書きっぱなしで上げ忘れていました!笑。 インテルの現状というよりも、堅守スパレッティ・インテルがどういうチームであったのか、そしてその特徴的な守備の方法をメインにご覧いただければ幸いです! シーズン前半戦を終えた時点で2位ナポリと勝ち点差5の3位。失点数は先日取り上げたユベントスに次いで2番目に少ない14。今季のインテルは守備に明確な型が見られる。指揮官のスパレッティが軸に据えているのはプレッシングだ。今回はそんな好調スパレッティ・インテルのチーム戦術について。

    【「緩」と「急」のプレッシング】スパレッティ・インテルの守備戦術分析
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    degage122 2019/07/24
    速攻やカウンターでの対応も非常に落ち着いている。数的不利の局面でもジリジリと横幅を詰めながらパスコースを消しつつ後退。斜めに抜ける動きを取り入れたスパーズの巧みな攻撃に対してもラインを乱さず背後をケア
  • 【日本代表の理想形!?】テンハーグ・アヤックスの4-2-3-1攻撃戦術の分析

    布陣 アヤックスの基布陣は4-2-3-1だ。CBには1vs1に強いデリフトと、楔を打ち込めるレフティのブリント。ボール奪取の肝となるSBには攻守に貢献度の高いマズラウィ、フェルトマン(以上右サイド)、タグリアフィコ、シンクフラーフェン(以上左サイド)。CHには共にポジショニングと状況判断、パス技術に長けたシェーネとフレンキー・デ・ヨング。右SHには攻撃のリズムに変化をつけられるツィエフ、左にドリブラーのダビド・ネレス。トップ下には守備能力の高いファン・デ・ベーク。最前線には0トップのように機能するタディッチが入る。 幅をとらない攻撃 アヤックスの攻撃はマンチェスター・シティのように両WGがワイドに開いて幅を作ることをしない。基的に片側のサイドにオーバーロードを創り出して攻める。起点は中央よりもサイド(CHも若干外に位置する)になることが多く、逆サイドの選手が絞ってくるため中央にも人

    【日本代表の理想形!?】テンハーグ・アヤックスの4-2-3-1攻撃戦術の分析
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    degage122 2019/07/13
    “中央からSHがパラレラを行いSB裏に侵入する。これにCBがついていった場合、続けてトップ下のファンデベークがCB間へ斜めに抜ける。”高い位置に選手を張らせず…サイドチェンジに合わせて侵入のためのスペースを確保
  • 【日本代表の理想形!?】テンハーグ・アヤックスの4-2-3-1守備戦術の分析

    18/19シーズン、今回のCLでも様々なドラマが生まれた。ユベントスvsアトレティコ、リヴァプールvsバルセロナ等での大逆転劇は特に衝撃的であっただろう。 ・ユベントスの守備戦術分析 : 攻撃戦術分析 ・アトレティコの守備戦術分析 ・リバプールの守備戦術分析 ・バルセロナの攻撃戦術分析 そんなドラマティックな試合に負けないくらい大会を盛り上げたのが、アヤックスの躍進だ。グループステージではバイエルンと互角の勝負を演じ、決勝トーナメントではレアル・マドリード、ユベントスという押しも押されもせぬ強豪2チームを退けベスト4まで進出したのだ。 準決勝では惜しくもトッテナムに逆転負けを喫したが、そのインパクトは今大会最大級のものであった。そんなアヤックスが採用していたシステムが、日本代表と同じ4-2-3-1。 今回は日本代表も採用する4-2-3-1を駆使してCLを勝ち上がったテンハーグ・アヤックスの

    【日本代表の理想形!?】テンハーグ・アヤックスの4-2-3-1守備戦術の分析
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    degage122 2019/07/05
    奪取も、ボール保持にちかい側が行かずに、反対から詰める。その後にボールサイドCHが刈り取る、精緻な決め事“ボールを失ってからの守備こそがこのチーム最大の魅力…チーム全体に仕組みとして浸透しているものだ”
  • 【コパ・アメリカ】日本代表が陥った「4-4-2のジレンマ」と修正策とは?-戦術分析

    ブラジル開催のコパ・アメリカ2019に、カタールとともに招待国として参戦した我らが日本代表。初戦はチリに0-4と大敗を喫し、続くウルグアイ戦は2-2のドローと健闘した。多くの選手が代表デビューを果たし、それぞれに手ごたえを感じていることだろう。 そんな若手の博覧会のような様相となった今大会、選手個人としてではなく、チームとしてはどうであろうか。大敗したチリ戦と健闘したウルグアイ戦で大きく変わったのは4-4-2の守備の部分だ。 強豪とアウェイで対戦する数少ない機会、選手個人の裁量に任せる部分はあっても良いが、「チームとしての枠組みを設けない自由」は、「自由」ではなくて「無秩序」だ。枠組みがあるからこそ自由が生まれる。カオスなチリ戦のような試合のみで評価される選手は非常に不憫である。 そんな感想がこぼれるチリ戦から一転、ウルグアイ戦は4-4-2が機能したシーンが多々あった。プレス開始位置、選手

    【コパ・アメリカ】日本代表が陥った「4-4-2のジレンマ」と修正策とは?-戦術分析
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    degage122 2019/06/27
  • RBライプツィヒの4-2-2-2守備・速攻戦術分析【独の誇る戦術家ラングニック】

    ドイツの誇る名将ラルフ・ラングニック。彼の率いるRBライプツィヒは、18/19シーズン、ブンデスリーガでの失点数がわずかに29。バイエルンの失点数をも3下回る、驚異的な数字だ。 このチームの特徴はセットした状態の守備、そしてそこからボールを奪取し速攻に移る局面にある。ハーゼンヒュットルが率いていた頃はプレッシングに途轍もない勢いがあった反面、状況に応じた守備を行えずに暴走することもあった。しかしラングニックに変わり、その勢いはやや落ち着き、代わりに局面に応じた守備を使いこなせるようになっている。 来季からはホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマンが指揮を執ることが決まっており、これまで最前線でチームを支えたティモ・ヴェルナーも退団が濃厚だ。大きな変化が訪れる前に、4-2-2-2の教科書としてこのチームの機能美に触れておきたい。

    RBライプツィヒの4-2-2-2守備・速攻戦術分析【独の誇る戦術家ラングニック】
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    degage122 2019/06/24
  • 【ハーフスペース起点のひし形】ガスペリーニ・アタランタの5-2-1-2攻撃戦術の分析

    布陣 アタランタの基布陣は5-2-1-2。5バックは左から185cm、187cm、190cm、185cm、187cmと、大柄な選手が並ぶ。中盤2CHには守備の得意なデローンとフロイラー。前線のプレッシングへの連動と後方スペースのカバー&リスク管理で全体のバランスを調整するキーを担う。2トップ+トップ下はテクニックのあるイリチッチと、アジリティも備えたアレハンドロ・ゴメス、パワーとスピードのサパタが配置されている。 アタランタのビルドアップにおける形は様々だ。5バックのまま、片方のWBを上げた4バック、片側サイドのWBとHVを上げ、CHを落とした4バックなどだ。 これら多彩なビルドアップの鍵を握るのは右サイドの3人。HVトロイ、WBハテブール、CHデローンだ。この3人が状況に応じて柔軟にポジションを入れ替える事によってボールを前進させる。 それでは実際の例を見ていく。 アタランタの攻撃

    【ハーフスペース起点のひし形】ガスペリーニ・アタランタの5-2-1-2攻撃戦術の分析
  • 【5バックの弱点と対策】ガスペリーニ・アタランタの5-2-1-2守備戦術の分析②

    CHの負担軽減のために 前編に記載の通り、CHには前線のプレッシングへの連動、後方のカバーリングといったタスクが課せられている。さらに加えて、状況次第ではWB手前のスペースへとスライドしてボールホルダーにアプローチするという仕事もこなす必要がある。攻撃面でのタスクがそれほど多く無いとはいえ、当然毎回これだけのタスクを消化するのは難しい。 薄くなったCH周りにDFラインの中央3枚が前進してケアするのは当然のごとく。 pic.twitter.com/USB4gr6f9H — . (@souko_sa) May 3, 2020 pic.twitter.com/xYqzsGiP1d — . (@souko_sa) May 3, 2020 そのため、CHのスライドが間に合わない範囲はHVとCBが前進して寄せる。これは5バックを採用するどのチームも行っているだろう。前進した選手が空けたスペースは残りの

    【5バックの弱点と対策】ガスペリーニ・アタランタの5-2-1-2守備戦術の分析②
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    degage122 2019/03/08
    “1人が逆方向に走り出せば当然DFラインに穴を空けてしまい、守備組織を崩壊させてしまう。敵の位置だけでなく味方とスペースを意識#前の選手も首を振り、周囲の状況を確認し、味方とスペースも意識した的確な判断”
  • 【5バックの守り方】ガスペリーニ・アタランタの5-2-1-2守備戦術の分析①

    ELプレーオフ敗退、セリエA開幕8戦で1勝3分4敗。18-19シーズン、厳しい船出となったのはガスペリーニ率いる昨季7位のアタランタ。しかしその後22節までの14戦は9勝2分3敗。独走を続けるユベントスは兎も角、2位ナポリの9勝4分1敗とほとんど差のない成績である。コッパ・イタリアにおいてはベスト8でユベントス相手に3-0と完勝した。 また、成績だけでなく内容も充実している。攻守において特徴的なのが、ガスペリーニの仕込んだ5バックの機能性。守備においては次々とスペースが埋まっていき、攻撃においては逆にスペースに続々と侵入していく。それはまるで空所に流れ込む水のようだ。 ということで今回はマニアなら絶対に押さえておきたいガスペリーニ・アタランタの5-2-1-2を、数回に分けて紹介する。まずは守備編その1。

    【5バックの守り方】ガスペリーニ・アタランタの5-2-1-2守備戦術の分析①
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    degage122 2019/02/16
    “アタランタの…コンセプトはザックリ言うと、「中央を使わせずサイドに誘導し、仕留める」だ”
  • 【変則型4-3-1-2】アッレグリ・ユベントスの攻撃戦術の分析

    ユベントスの攻撃時の布陣は良い意味で曖昧だ。4-3-3から適宜左WGのロナウドがトップのマンジュキッチの脇へ、右WGのディバラがトップ下の位置に移動し4-3-1-2のような形に変化する。 これはWGもトップもこなせるマンジュキッチとロナウド、そして純粋なWGというよりもトップ下や2トップの一角としてのプレーの似合うディバラがそれぞれの特性を活かす上で大いに効果を発揮している。逆に、自らが移動してできたスペースを別の味方に使わせる、といった意図と効果は見られない。あくまで彼等前線3枚の個の力を活かすという目的のようだ。 WGもCFもこなせる選手というのはそれほど多くない。ましてや偽9番タイプではなくゴール前でターゲットとなれる長身選手となればなおさらだ。ユベントスにはそんな稀有なアタッカーが2人も在籍する。この特徴的な選手構成が、今のユベントスを形作っていると言える。 クロスボール戦術 クロ

    【変則型4-3-1-2】アッレグリ・ユベントスの攻撃戦術の分析
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    degage122 2019/01/21
    CHのポジショニング“こまめに引き出したり、自身を囮に使ったりすることで前進するのに有利な状況を作るのが上手い。加えて、自身も前進することでFWのマークから逃れる絶妙なポジショニングが光る。
  • 【二刀流プレッシング】アッレグリ・ユベントスの守備戦術の分析

    レアル・マドリードからクリスティアーノ・ロナウドを獲得し、セリエAで独走状態を続けるユベントス。スーパースターの加入はチームに勇気を与える反面、全体バランスの整備という困難が付き纏う。ロナウドしかりメッシしかり、特別な仕事をこなせる選手には特別なタスクが与えられる(もしくは免除される)ものだ。 しかし、名将・アッレグリは半年という短い期間でこの困難なミッションの最適解を見出した。今回はそんなロナウドを組み込んだアッレグリ・ユベントスの守備戦術について。

    【二刀流プレッシング】アッレグリ・ユベントスの守備戦術の分析
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    degage122 2019/01/12
    442への移行をおこなうため、セントラルのうち2人が横に並ぶよう変形。アンカーの位置から相手のアンカーにまで届くほど、前進できるように。Nトランジションも精緻。
  • ユニット攻撃戦術「ヘドンド」とは?~スペースの「連鎖性」~ │ サッカー戦術分析ブログ〜鳥の眼〜

    ヘドンド(Redondo)は英語で”round”、日語で「丸い」という意味のスペイン語です。元々フットサルで用いられるローテーション攻撃ですのでまずはざっくりフットサルにおけるヘドンドの説明をします。 攻撃手AがDにパスを出し、全体はパスとは反対周りにローテーションします。この時ボールを受け取るDはAが居た方向にボールを運びつつ、楔を打ち込むタイミングを探ります。ここで敵陣に穴が空かなければ、穴が空くまでローテーションを繰り返します。 ピッチの広いサッカーにおいては3人で行われるケースが多くなっています。ローテーションを繰り返すことも稀です。楔の出し手となるCはスペースとタイミングを逃さないようボディアングルの調整に注意を払う必要があります。 この動きは「人とボールの循環」(形)よりも「スペースの連鎖性」(性質)がミソとなっています。そのため、循環の動き(形)ではなく連鎖性にフォーカスし

    ユニット攻撃戦術「ヘドンド」とは?~スペースの「連鎖性」~ │ サッカー戦術分析ブログ〜鳥の眼〜
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    degage122 2018/12/11
    空いたスペースを、別の(隣の場合も)レーンにいたポジションから、次々に埋めていく走り。無駄なロングランもない距離感。楔のパスを入れることと、ディフェンス側のうけわたしのミスをじっくり待つことが入ってる
  • バルセロナの8番を継いだアルトゥールの特徴とは?~イニエスタの穴を埋めた男~ │ サッカー戦術分析ブログ〜鳥の眼〜

    イニエスタのヴィッセル神戸移籍。レジェンドとも言えるこの選手の移籍に喜ぶ日人は多けれど、その反面寂しさを感じるバルセロニスタも一定数いたことだろう。 レジェンド・イニエスタの背番号8を引き継いだのは22歳のブラジル人MFアルトゥール。彼は今、カンプノウのピッチで眩いばかりの輝きを放っている。そしてWGのコウチーニョ、SBのジョルディ・アルバと形成する左サイドのユニットは、バルセロナにとって非常に強力な武器となった。 今回はアルトゥールのプレーの特徴の紹介、そしてバルセロナの武器・左サイドの攻撃戦術について2回に分けてお送りする。

    バルセロナの8番を継いだアルトゥールの特徴とは?~イニエスタの穴を埋めた男~ │ サッカー戦術分析ブログ〜鳥の眼〜
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    degage122 2018/11/29
    リアル現実のアオアシこれはすごい後継者出現では?(個人的にチャビさんの崇拝者です)守備も利かせる。期待>最終ラインでの状況のIHで…冷静に、絶妙なポジショニングで守備をこなすことができる選手はそう多くない
  • 【いますぐ使える】2vs2攻撃戦術「ドリブルアット」とは?~標的を変えて裏を取る~

    ドリブルアットとは? ドリブルアットは、来バスケットボールでよく使われるワードだ。どういったプレーか、上の画像を用いて説明する。 まず、2vs2の状況。OF1 vs DF1、OF2 vs DF2がマッチアップしている。DF2は、OF2を見つつ、DF1のカバーに入れるような位置取りをするだろう。 この状況からボールホルダーのOF1は、DF2に向かってドリブル(正対)する。DF2の視線はOF1に向かうことになり、マッチアップの組み合わせはOF1 vs DF2に変わる。そこで死角となったOF2が裏に抜ける。この時、DF1がOF2に対応するカバーポジションをとれないというのもこのプレーにおける利点である。

    【いますぐ使える】2vs2攻撃戦術「ドリブルアット」とは?~標的を変えて裏を取る~
  • 【ホッフェンハイム】ナーゲルスマンが魅せる5-3-2攻撃戦術の分析

    19-20シーズンからRBライプツィヒで指揮を執ることが決定しているユリアン・ナーゲルスマン。最年少という「年齢」で大きな注目を集めた彼も、わずか数年でその「戦術」にフォーカスされる名将へと成長した。ホッフェンハイムの残留、そしてCL出場と、クラブにもたらしたものは計り知れない。 今回はそんなドイツが生んだ名将・ナーゲルスマンの攻撃戦術にフォーカスし、CLグループリーグ第3節リヨン戦をベースに取り上げていく。16-17シーズン、17-18シーズンのプレーについては下記モーメントと記事参照のこと。 16-17シーズンモーメント & 17-18シーズンモーメント

    【ホッフェンハイム】ナーゲルスマンが魅せる5-3-2攻撃戦術の分析
    degage122
    degage122 2018/11/07
    日本人チームは、2列目が裏抜けをしない傾向があるのかも。教わらないのか戦術がないのか?浦和の2トップアンカーともかなり違う、ブンデスの新鋭ロングボール・システム
  • 【Impregnable】クロップ・リバプールの4-3-3守備戦術の分析 │ サッカー戦術分析ブログ〜鳥の眼〜

    プレミアリーグで好調を維持するリバプール。その要因となっているのが鉄壁の4-3-3守備システムだ。ユルゲン・クロップが構築したこの守備組織はどうしてここまで堅いのか?対戦チームはなぜ前進できないのか? 極めて緻密に設計された構造を、プレミアリーグ第8節マンチェスター・シティ戦をベースに分析する。また、チェルシーvsリバプール、そして前記事にて分析したホッフェンハイムvsマンチェスター・シティを比較サンプルとして用いる。 守備戦術シリーズとしてはサッリ・ナポリの4-1-4-1、シメオネ・アトレティコの4-4-2に続く第3弾。両チームに勝るとも劣らないクロップ・リバプールの4-3-3は必見だ。

    【Impregnable】クロップ・リバプールの4-3-3守備戦術の分析 │ サッカー戦術分析ブログ〜鳥の眼〜
    degage122
    degage122 2018/10/26
    “アンカーを使わせない→使われたら中盤 SBを使わせない→使われた時の対応を2パターン用意 ①と②ラインを通過させない→通過されたらサイド限定、やり直しを防ぎ、…ポジション→やり直しと攻撃にかける枚数の制限
  • 【ガーナ戦】西野ジャパンの3-4-2-1システム分析

    3-4-2-1攻撃 3-4-2-1の特徴はなんといってもHVの存在。ビルドアップにおいてHVがボールを持つと、サイドを起点にWB、CH、シャドーと菱形を形成しパスコースを確保。さらにこのHVをFWが見るのか、SHが見るのかという2択を迫る。そして「SHが見る」という選択肢をとらせた時にこのシステムの見せ場が訪れる。 HV攻撃1-1 HV攻撃1-2 HV攻撃2-1 HV攻撃2-2 槙野に対して敵SHが寄せると、長友に対してSBが出てくる形となる。これにより空いたSB裏のスペースを攻略するというのが来のこのシステムの特徴だ。この試合の日はサイドチェンジを用いることでHVに敵SHを喰いつかせていた。 大島1 大島2 SHが喰いついてこない場合、キーとなるのがCHの大島だ。ポジショニングが良くターンの技術にも長けている彼がHVからボールを引き出し、前を向き展開を図る。この時WBが前進することで

    【ガーナ戦】西野ジャパンの3-4-2-1システム分析
  • アタカール・エル・バロンとは?~ジョルジーニョが無数のパスコースを生み出せる理由~

    以前、【サッリ・チェルシー】軌跡の出発点。開幕前の現状課題の分析の記事でも触れたように、18-19シーズン、サッリ・チェルシーはまだまだ発展途上ながら順調なスタートを切った。サッリ・サッカーの中心にいるのは、サッリと同じく今夏ナポリから加入したアンカーのジョルジーニョだ。 ジョルジーニョは味方との距離間を維持するのが抜群に上手い。決定的なパスを出す前段階、ビルドアップからチームとしてのボール循環を考えた適切なポジショニングを維持している。こまめにボールを引出しシンプルに捌くことで敵チームのプレスをいなし、味方に時間とスペースを与える彼のプレーは、サッリのサッカーには欠かせない重要なピースとなっている。そんな彼が得意としているプレーにアタカール・エル・バロン( atacar el balon )という動きがある。 今回はアンカーには特に習得していてほしい、アタカール・エル・バロン( atac

    アタカール・エル・バロンとは?~ジョルジーニョが無数のパスコースを生み出せる理由~