夜空にドーンと上がる花火は夏の風物詩。今年は東日本大震災の影響で、首都圏を中心に花火大会の中止が相次ぎ、すこし寂しい夏となっている。しかし、花火には慰霊と鎮魂の意味もある。歴史を振り返れば、花火を再起のきっかけとしてきた日本人の姿が浮かび上がってくる。(黒沢綾子) 「前年比で売り上げは45%ほど減。打撃は大きいね」。硬い表情でこう話すのは、全国各地で花火イベントの企画・演出などを行う「丸玉屋」(東京都中央区)の小勝(おがつ)敏克社長(61)。今年は、「東京湾大華火(はなび)祭」(東京都中央区)や「逗子(ずし)海岸花火大会」(神奈川県逗子市)など毎年手掛けてきた大会が相次いで中止となった。「この国難のとき、多少の縮小は仕方がない。でも自粛という名で中止、中止とは。花火ってその程度のものなのか」と無念をにじませる。 業界団体の日本煙火(えんか)協会(東京都中央区)が把握する全国の主な花火大
【パリ時事】欧州宇宙機関(ESA、本部パリ)は9日、東日本大震災に伴う津波が約1万3000キロ離れた南極の棚氷を破壊し、巨大な氷山が誕生したと発表した。ESAの環境観測衛星「エンビサット」の画像で米航空宇宙局(NASA)のチームが確認し、ジャーナル・オブ・グレイシオロジー誌(電子版)に公表した。 氷山が誕生したのは南緯77度、西経148度にあるスルツバーガー棚氷。震災後の画像で棚氷の一部が破壊され、氷山となってロス海を漂流しているのが確認された。最大のものは縦9.5キロ、横6.5キロで、面積はJR山手線の内側に匹敵。厚さは80メートルと推定されている。 【関連記事】 【動画】古川さん、宇宙に旅立つ=ロシアの宇宙船「ソユーズ」、打ち上げ成功 【動画】10メートルの大津波を乗り越える巡視船「まつしま」=東日本大震災 【旅】親子でアメリカ横断ドライブ第2弾〜NASAやセドナへ 【南
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