昨今はイスラム国がらみの話題が多いので、イスラム教やテロリズムに関する本をぱらぱらと読むことが増えてきた。 そんな程度の付け焼き刃なので大したことは言えないのだが、いろいろ読んだ上での個人的結論としては、イスラム教がテロリズムと全く無関係かと言えばそんなことはないと思うが、かといってイスラム教「だから」テロが起こるというのも短絡的ではないかと考えている。イスラム教に特殊な事情というのがあるのは事実だと思うが、他の宗教にも多かれ少なかれ似たような事情は存在するからだ。ちなみに世の中には面白い人がいて、聖書、クルアーン、モルモン経を子細に検討し、その中の矛盾だったり不寛容だったり残虐だったりミソジニーだったりといった、今ではあまりポリティカリーにコレクトとは言いがたい記述をリストアップしたサイトを作っているのだが、それを読むとどの宗教の経典にも字面通りとれば結構ムチャクチャな記述が多いことが分