まず王将の歴代社長を整理しておきます。 創業者の加藤朝雄氏が会長に退いた後、2代目社長には元アサヒビール副社長の望月氏を招へいしています。 もちろん血縁はありません。 おそらく大証2部への株式公開のために筆頭株主のアサヒビール(と親会社の住友銀行)とのつながりをアピールする目的があったと思われます。 3代目社長が創業者の長男の加藤潔氏。 バブル期の投資の失敗や業績不振の責任をとって退任、会長を経て現在は相談役をされておられます。 4代目社長が今回撃たれた大東隆行氏で創業者の義弟(創業者嫁の弟)です。 報道されているように470億もの借金をほとんど返し、売上げを倍増させたりと敏腕経営者でした。 今回5代目社長に就任された渡辺直人氏は創業者と血縁関係はありません。 東京本部長として関東方面の陣頭指揮を執っていた方だそうです。 ちなみに大東氏が亡くなったので現在の王将の取締役12人のうち創業者の