“ギフテッドサバイバー“としてSNSなどを中心に自分の体験を発信している吉沢拓さん(37)。 現在、会社員として働きながら、ギフテッドの特性を伝えるさまざまな活動を行っている。そもそもギフテッドとは何なのか、吉沢さんに詳しく話を聞いた。(全2回の1回目/続きを読む) ◆◆◆ ギフテッドは、単純に勉強ができるというだけではない ーー吉沢さんはギフテッドの特性があることを公表されていますが、改めてギフテッドとはどういったものなのか教えてください。 吉沢 小学生の時に、授業や勉強を「簡単すぎてつまらない」みたいに言い出したり、「なんで? どうして?」と先生への質問がしつこかったり、周りとズレた部分があって周囲から浮いている人っていませんでしたか。それが私です。人によりますが、ギフテッドとは、単純に勉強ができるというだけでなく、「なんかヘンな子」という異質さを持っていることがあります。
うつむきながら流した悔し涙が、1年の時を経てようやくうれし涙になった。 第42回東日本バレーボール大学選手権大会の男子決勝、早稲田大学―中央大学。24-22、2点のリードを得た早稲田がマッチポイントを握ったが、その2点が決してセーフティーリードではないことは、誰よりも知っていた。 同じ2点を取り切れず敗れた悔しさをかみ締めるように。セッターの前田凌吾(2年、清風)は大学入学後初めてのセンターコートで優勝を決める1点を、迷わず前衛レフトの水町泰杜(4年、鎮西)に託した。 昨年末の全日本インカレでは、同じように2点をリードしていながら相手ブロックに止められ、準決勝で筑波大学に敗れた。その時も、そしてちょうど1年前の東日本インカレ準決勝で筑波大に敗れた直後も、前田は泣いていた。 「僕のせいです。僕のトスが悪いから勝てない。僕が上げたら、勝てないんじゃないか、って」 その肩を抱き、「トスのせいでも
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