ドジャース・大谷翔平の元通訳、水原一平氏に突然浮上した違法賭博・不正送金問題による衝撃から、今なお世界の野球ファンは抜け出せずにいる。水原氏は現在、アメリカの複数の機関による捜査の対象となっていると伝えられているほか、ギャンブルによる未払いの借金が存在する可能性も指摘されるなど、疑惑が燻り続けている。 そうした大騒動のなか、皮肉にも改めて注目が集まったのがふたりの関係の深さである。 水原氏は、大谷の口座から複数回にわたり、合計6億円以上を無断で送金し、ブックメーカーへの負債の返済に充てていたとされている。手口の詳細こそ明らかにされていないが、水原氏が通訳という立場を超えて、大谷の資産管理まで任されていた可能性がある。