メキシコ議会が昨年初めて開いた未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会で、「宇宙人の遺体」とされるものが公開され、世界中の注目を集めた。写真は化石化した遺体。ペルーのイカにある大学で1月撮影(2024年 ロイター/Sebastian Castaneda) [ナスカ(ペルー) 6日 ロイター] - メキシコ議会が昨年初めて開いた未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会で、「宇宙人の遺体」とされるものが公開され、世界中の注目を集めた。 この細長い頭部と両手に3本の指を持つ2つの小さな物体こそ、地球外生命体だとUFO研究家の地元ジャーナリストが主張したものの、結局科学者が宇宙人説を否定し、巨大な地上絵で知られる南米ペルーのナスカから持ち出された「ミイラ」だったことが分かった。 塩分を含む土壌のために人間や動物の遺体が良好な状態で長期間保存されてきたナスカは、古代文明の理解を深める上で重要な発見が何度
![焦点:ナスカのミイラが「宇宙人」に、止まらぬ古代遺跡の略奪](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ac51885a47998fce43a487540e5625bbf7784d90/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.reuters.com%2Fresizer%2Fv2%2FYHSUGH57SBLTJHZGE757ZBSXIQ.jpg%3Fauth%3D0722b38e4cea73265ec281d96e7e3f76c4e3a7dc5abd795080ef60051d35a41a%26height%3D1005%26width%3D1920%26quality%3D80%26smart%3Dtrue)