.NET 5以降のフレームワークでWindowsアプリ(以下、.NET Coreアプリ)を作成したとき、配布した実行可能ファイルが.NET Frameworkのときとは異なっている点を最近まできちんと把握していなかったので、忘備録代わりに投稿します。 .NET Coreアプリの2つの展開 .NET Coreアプリを配布する形式は2つの配置モード(展開形式)があります。 例として、hogehogeというアプリ名のアプリを配布する場合について考えてみましょう。 フレームワーク依存 フレームワークに依存するという名称から、配布先のフレームワークがx86かx64かなど配布先の環境を意識しないといけないように思えますが、そうではありません。 このファイル形式の良い点は2つ 配布ファイルはx86/x64の区別がない(1つだけ例外あり) 配布するファイルに.NETランタイムは入らないのでコンパクト(配布