Rust製負荷テストツール、Gooseを使っているのですが、サンプルを参考に記述すると、かなり書きづらいので、どうにか自分にとって書きやすくならないか? というのを検証したメモです。 GooseはPython製の負荷テストツール、Locustにインスパイされて作られたものだそうです。負荷テストツール、とは呼んでいますが、実際にはRustのcrateで、ライブラリとして参照し、main.rsにタスクを記述、コンパイルしてテストを実行します。 自分の環境ではコンパイルでも数秒程度なので試行錯誤してシナリオを作るのにも特に問題ありません。テスト対象とするサーバーは実行時の引数で渡せるし、それ以外の実行時に渡したい情報は環境変数などにしてしまえます。 辛いのは、あるリクエストのレスポンスから情報を取得して実行するタスクの記述方法です。 たとえば、負荷をかけるサイトでログインが必要な場合、以下のよう