Windows Subsystem for Linuxガイド 第7回 ドライブファイルシステムの設定と挙動 その2
WSL2では、/etc/wsl.conf（以下wsl.confと表記する）でドライブファイルシステム（Win32側NTFSドライブをWSL側にマウントする機能）の自動マウント機能を、オフにすることが可能で、/etc/fstab（以下fstabと表記）によるLinux側の自動マウントを使う方法が利用できる。ここでは、ドライブファイルシステム固有のオプション指定とその動作について解説する。 ただし、WSL2の場合、ドライブファイルシステムは、Windows 11とWindows 10で挙動が異なる。また、Windows 10では、wsl.confとfstabでも挙動が異なるため注意が必要だ。 Windows 10/11のWSL正式版（プレビュー版ではないもの）では、WSL自体のバージョンを表示する機能がないため、wsl.exeのファイルバージョンを手がかりとした。本記事では、以下のバージョンで
WSL2 でパーミッション変更できるかやってみた - Qiita
TL;DR（この記事の要約） なお、結論としては上記の通り /etc/wsl.conf に options="metadata,umask=22,fmask=11" という設定を入れるのが良いようでした。そのような結論に至った理由を以下に記します。 環境 環境は Windows11 / WSL2 Ubuntu 22.04.01 今回使用するスクリプト 各環境で以下のスクリプトを実行しました。chmod XXX を行い、結果がどのようになるか ls -alh で確認します。 #!/bin/bash rm -rf wsl_chmod_test/ mkdir -p wsl_chmod_test/ cd wsl_chmod_test/ touch "touch.txt" for i in 001 002 004 010 020 040 100 200 400; do touch $i.txt ch
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