IMAGICAは2011年5月16日、1953年に制作された名作映画「地獄門」と、「東京物語」のデジタルリマスター作業を行ったと発表した。 地獄門では、3色分解で保存されたフィルムから復元作業を行った。フィルムをスキャンしてデジタルデータに変換し、パラやキズをデジタル上で消去した後、当時の色味を再現するカラーグレーディング作業を経て仕上げていった。 3色分解されたフィルムは、経年劣化で収縮する現象を起こしており、フィルムの収縮に合わせてスキャンと合成作業を行う必要があったという。IMAGICAのスタッフが、自社開発のスキャナー「IMAGER XE」に手作業で微調整を施し、フィルムの収縮に合わせてスキャン作業を行った。また、この作品では、3色分解フィルムの合成作業を行った。この結果、レジずれ(微細な位置のずれ)のない鮮明なカラー映像を復元できたという。 東京物語では、現存する複製素材の中から
Androidアプリケーションから個人情報が流出し、攻撃者に傍受されたり改ざんされたりする恐れがあるという。ドイツの研究者が発表した。 米GoogleがAndroid搭載端末で提供しているカレンダーアプリケーションや連絡先アプリケーションの情報が暗号化されないまま転送され、他人に情報を傍受されたり、改ざんされたりする恐れがあることが明らかになったと、ドイツの研究者が発表した。Androidを搭載したスマートフォンの99.7%がこの脆弱性の影響を受けるとしている。 ドイツのウルム大学の研究者が公開した情報によると、この脆弱性はGoogle CalendarやGoogle Contactsなど「ClientLogin」という認証プロトコルを使っているアプリケーションで、暗号化されないHTTPを介して認証用トークン(authToken)がやり取りされている問題に起因する。これは公衆無線LANを介
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