政府は2019年5月15日、「未来投資会議(第27回)」を開催し、高齢者雇用促進及び中途採用・経験者採用の促進について、議論検討を行っています。 この中から、「70歳までの就業機会確保」についてとりあげたいと思います。 第198回国会安倍内閣総理大臣施政方針演説では、 人生百年時代の到来は、大きなチャンスです。元気で意欲ある高齢者の方々に、その経験や知恵を社会で発揮していただくことができれば、日本はまだまだ成長できる。生涯現役の社会に向かって、六十五歳まで継続雇用することとしている現行制度を見直し、七十歳まで就労機会を確保できるよう、この夏までに計画を策定し、実行に移します。 と述べられています。 人生100年時代を迎え、働く意欲がある高齢者がその能力を十分に発揮できるよう、高齢者の活躍の場を整備することが必要であるとし、高齢者の雇用・就業機会を確保していくには70歳までの就業機会の確保を