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ブックマーク / freedomdays.blog.ss-blog.jp (7)

  • 2011年マイベスト:ある休日のティータイム:So-net blog

    201冊読んだ中で、特にお気に入りを10作くらい(+α)挙げてみる。 去年はちょうど300冊読んだので意識的にペースは落としたものの素晴らしいたちに沢山出会えた年でした。ただライトノベルはほとんど新規は読まなかったなぁ。。 全体的に架空の舞台がどっしり描かれているファンタジーに出会える率が高くて嬉しかった。あと何となく苦手意識を持っていた翻訳小説のイメージが払拭されたな。 ・ 折れた竜骨 (米澤穂信/東京創元社ミステリ・フロンティア) 12世紀末の欧州架空の国を舞台に魔術と推理が練り合わさった一冊。 米澤先生は「古典部」「小市民」シリーズが特に好きな作家さんですが、今作が長編としても米澤作品の中でも飛び抜けて好きかもしれない。謎が解き明かしていく過程が面白く、また”真実”やラストまで丁寧に着地した。(⇛感想) ・ ミストボーン 3部作 (ブランドン・サンダースン/ハヤカワ文庫FT) 骨太

  • 『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉:ある休日のティータイム:So-net blog

    執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理! ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。 格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリです。 「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」 帯の台詞を見てからずっと読みたかった一冊。 銀縁眼鏡のスマート系…かと思いきやさりげなく毒を吐いてお嬢様を絶句させ、華麗に推理もこなせる有能かつ難癖執事の登場ですよ。 なんなんだ!楽しかったです。 主役のお嬢様刑事も良いキャラしてるけれど、このクセのある執事と自慢話が得意な厄介上司に挟まれると常識人に見えるのが不思議です…。 書店で見かけたときは、これは何年も腐れ縁のあるお嬢様と執事なのかと想像していたんですけど、実際二人は出会って1

    deltazulu
    deltazulu 2011/01/22
    これは気になる帯文句「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
  • 2010年マイベスト:ある休日のティータイム:So-net blog

    2010年のまとめ記事。 今回はライトノベル、一般文芸合わせて10作選びました。 絞るのが難しかった…。 微妙に順位つけているような。 でも、どれも甲乙つけがたいんですよ!!! ・ この闇と光 (服部まゆみ/角川書店) 年の終わりにトンデモないものと出逢っちゃったよ! ということで2010年の一般小説の中ではぶっちぎりで作が大のお気に入りです。 レイア姫の優しく耽美な世界が中盤を境に崩壊、そして真実の光が見えはじめ…―。 どっぷり浸りましたっ。(⇒感想) ・ 月魚 (三浦しをん/角川書店) 今まで数多くのしをん作品を読んできましたが、不動の個人的第1位『まほろ』シリーズを塗り替えました。瑞々しくも艶めいた雰囲気も醸し出す不思議な空間の中、青年二人の緊迫した関係に惹かれました。 やっぱりしをんさんの文章は素敵。(⇒感想) ・ シューマンの指 (奥泉光/講談社) シューマン生誕200年に捧げ

  • マイベスト10(2009年・ライトノベル):ある休日のティータイム:So-net blog

    2009年のまとめ記事。今年は2つに分けました。 ●一般文芸 ●ライトノベル 時間の都合でマンガは断念。。 ―― こちらは今年読んだライトノベルの中で、特に大好きなもの10作+αを上げました。順位つけようとしたらつけられなかったのでにごす・・そして好きなもの多すぎて絞るのが辛い・・。 『プシュケの涙』 芝村さんは『お狐サマ』シリーズしか読んだことなかったので、まったく違った雰囲気のこの作品にはちょっと戸惑った記憶が。 めっちゃ好き。どうしようもない、行き場のない想いに、過去の甘酸っぱさとの落差がせつなくて、泣けた。→感想 『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』 スニーカー文庫の新人さん。 大好きな乙一作品を彷彿とさせる空気だった。びっくりだ。 普通に見えるんだけど、だけど何かが”欠落”しているような―ある一部の感情とか―そういう、なんとも言えな

  • マイベスト10(2009年・一般文芸):ある休日のティータイム:So-net blog

    2009年のまとめ記事。今年は2つに分けました。 ●一般文芸 ●ライトノベル 時間の都合でマンガは断念。。 ―― こちらは今年読んだ一般文芸の中で、特に大好きなもの10作を上げました。順位つけようとしたらつけられなかったのでにごす・・そして好きなもの多すぎて絞るのが辛い・・。 ・『ゴールデンスランバー』 2009年最初に読んだ。で、既にベスト入り決定。”現時点での集大成”と銘打たれていたけど、ほんとうにそうだよこれ。 次作の『モダンタイムス』は今まで提示されていた伊坂作品の”何か”―テーマ性みたいな―の決着した作品に思えて、こちらも良かったなぁ。2010年の伊坂さんは何処へ向かうのか楽しみ。→感想 ・『ジョーカー・ゲーム』 初・柳作品読んだ2009。スタイリッシュでピリッと効いていて、スパイのかっこよさを見せつけられた。といってもド派手なことはしない。その動き・話し方・姿から想像できる彼

  • 2008年12月分総括:ある休日のティータイム:So-net blog

    今月は24冊読了(+7)、漫画は21冊購入(+5)。 読了順。シリーズもの、同著はまとめて。 ◆小説 海の底/有川浩格闘する者に○/三浦しをんフィッシュストーリー/伊坂幸太郎都会(まち)のトム&ソーヤ 1巻/はやみねかおる夜の光/坂木司暁と黄昏の狭間Ⅱ 薬王樹の書/西魚リツコ暁と黄昏の狭間Ⅲ 角獣の書/同上ナイトランナーⅠ 闇の守り手2/リン・フルエリン◇ミステリ 告白/湊かなえ林檎と蛇のゲーム/森川楓子◇ライトノベル アンゲルゼ 永遠の君に誓う(完結)/須賀しのぶ聖霊狩り 愛しいひとのために(完結)/瀬川貴次海のさいはて、天国の扉 ワケあり海賊と奴隷な幻獣姫の大冒険/相羽鈴断章のグリムⅨ なでしこ(下)/甲田学人レマイユの吸血鬼 薔薇の接吻(くちづけ)/真堂樹マギの魔法使い エメラルドは逃亡中!/瑞山いつき悪魔のソネット 男子校で秘密の召喚/栗原ちひろ◇その他 はらぺこレシピ/オレンジペ

  • 桃仙娘々伝:ある休日のティータイム:So-net blog

    さくさん、こんばんは。 わたしは中華風のファンタジーに関しては、読んでいて一気に読めてしまうシリーズと、全然読めないな、と最初の数ページで読むのを断念してしまう作品に大きくわかれるのですが、この「桃仙娘々伝」はわたしも最後まで一気に読んでしまいました。 他には「彩雲国物語」や「風の王国」シリーズなどは一気に読んでしまえるのですが、「桃源の薬」などはどうも手が伸びないシリーズです・・・。 桃華のようにヒロインに勢いがある作品が好きなので、続編が楽しみですね。 by 眞世 (2007-04-03 22:30) こんにちは。リンクからやって来ました。 「桃仙娘々伝」は個人的に中華風ファンタジーの中でも上位に位置する作品です。元気いっぱいの桃華が良いのと、お伽話のような雰囲気がいいですね。「桃源の薬」は私も読んでますが、私もこちらを押します。 雑誌についてですが、雑誌Cobalt2月号にも受賞後第

    deltazulu
    deltazulu 2007/04/04
    「雰囲気と独自の神話が魅力的」asin:4086010062
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