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ブックマーク / yamata14.livedoor.blog (11)

  • 2010年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記

    読書メーターの記録によると、私が2010年に読んだの冊数は664冊。このうち、ライトノベルが何冊を占めているのかを数えるのはさすがに面倒なのでやらないですが、おおよそ毎月の傾向からして3分の2あたりでしょうか。400は超えているはず。 今年は七ツ星が4。六ツ星が八。 ラインナップは、【シャギードッグ】がマイナーなのを除けば、概ね有名所が並んだ、と思ってしまう自分はちょっとズレているだろうか。 ちなみにコチラが去年の記事 事実上の七つ星☆ミ。人生における最良の瞬間と呼ぶべき恍惚を引き出してくれる、それは魔法のたちである。幸福を実感したいならこれを読む。至福を得たいのならこれを読む。つまりはそういうシロモノだ。 【秋田禎信BOX】 秋田禎信 感想はこちら ライトノベルという業界において、間違いなく一時代を築き、支えた伝説の一作【魔術士オーフェンはぐれ旅】の当のエンディングが読めるのは

    2010年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記
  • 2010年ライトノベル系新人作品 : 徒然雑記

    今年は去年より遅れて大晦日になってしまった。中旬から忙しくて、やること詰まっちゃってたからなあ。 さて、2010年度の新人作品。新人賞受賞作品だけでなく、とにかく今年デビューした作家さんということで拾い上げました。ただ、元々シナリオライターだったりした人はこの際除外。さらに、徳間デュアル文庫とか幻狼ファンタジーノベルズ、メディアワークス文庫は外させてもらいました。ぶっちゃけ、そっちまでフォロー出来てないので。 んで、私計ですが、把握しただけで今年は新人作品は70タイトル。うち、読めたのは45タイトル。去年は50作は読めたから、多少は減ってる。 ちなみに、評価は完全に主観的な好みによるものなので御容赦御寛恕お願いいたします。 <角川スニーカー文庫> 【子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき】 玩具堂 [第15回スニーカー大賞<大賞>] 《★★★★☆》 【“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られ

    2010年ライトノベル系新人作品 : 徒然雑記
  • 月光 : 徒然雑記

    【月光】 間宮夏生/白味噌 電撃文庫 Amazon bk1 これは傑作だ!! ぐあああああ! ヤバいヤバい、これマジやばい!! 完全にダークホースだった。全然注目していなかっただけに、全く以て不意打ちだった。なにこれすごい、ほんとに面白かった。傑作。マジ傑作。ちょっと興奮してます。おもいっきり心の胸ぐら掴まれて揺さぶられたって感じ。酔っ払ったかも。 なんですかこれ、第16回電撃小説大賞《最終選考作》? また最終選考作かっ! 正直、これが受賞しなかったのが信じられない。他の受賞作から七ヶ月近くも刊行期間が遅れているのを考えると、それだけ別物になるくらいに改稿したということなんだろうか。そうでないと、ちょっとこれが受賞しなかったのが信じられないんだけれど。って、同じフレーズ繰り返してしまった。 いやだって、これほんとすごいよ? 退屈な日常から抜け出したいヒネクレ男子・野々宮。 ある日、彼は美人

    月光 : 徒然雑記
    deltazulu
    deltazulu 2010/09/10
    電撃の最終選考作は傑作らしい。買ってこよう。
  • 2009年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記

    毎年この記事はどうしても年を越して三日くらいになってしまうんですよね。年末は他にも総括記事書くのに忙しいのと、どうしても12月刊行分が積み上がってしまうからなのですが。 来なら年内中に書いておいて方が好ましいのでしょうけれど、こればかりはなかなか。 うむ、毎年自分が選ぶものは他とちょっとズレてしまう傾向があるのですが、今年はわりとマイナーどころばかりに偏らずに済んだ気がする。それでも、五つ星の方にはマイナーどころがちらほらと混じっているのですが。 まあ有名どころはみんな読んでいるのですから、こういうところでマイナーどころをプッシュして少しでも知名度あげるのに貢献しておかないと、続きが読めない!(切実 ちなみにコチラが去年の記事 普段の星付けの範疇を逸脱した、これはすなわち七つ星に値する、文字通りの殿堂入り作品。 その面白さはもはや暴虐の領域へと至り、快楽中枢はフルスロットルで脳内麻薬を大

    2009年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記
  • 2009 漫画 : 徒然雑記

    さて、今年も年をこしてしまってからの記事となります。 漫画についてはさすがに全域追いかけるのは無理な話でして、自分が手を出し単行を購入している範囲の事柄のみ、つまるところ極々狭い話になってしまいますが、悪しからず。 と、言い訳をデン!と述べてから、順次ゆくとしましょう。 一位【Landreaall】 おがきちか IDコミックス 14巻感想 15巻感想 またか、と言うなかれ。これで三年連続一等賞。去年、向こう十年この順位は変わらないと書いたけど、今年出た単行の中身を読んでいる限り、その判断はどうも変わりそうもない。 話はついに革命の真実へと至り、DXにも王位継承権保有者としての見識を問われる場面が増えつつあり、DXが愛し続けた<自由>ですらも、その質が言葉面で受け止められるだけの代物ではないことが突きつけ始められてる。 君は報われない幸せを知らない。 彼らの口からこぼれだしてくる言葉の

    2009 漫画 : 徒然雑記
  • 2008年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記

    このクラスになると、読書という来なら静謐な行為が、とてつもない体力と疲労を伴うものとなる。ある種の暴力的な面白さが、読んでる此方を鎖でグルグル巻きにして引きずりまわしてくれるからだ。 だが、読み終えたあとのグッタリとした疲労感と同時に襲い来る、血が煮え滾るような凄まじい興奮、高揚感は得難い快感となって全身を駆け巡っていく。 ただ、を読むという行為で、だ。 つまるところ、きっとこれらは、魔法のなのだろう。 【スプライトシュピーゲル Ⅳ.テンペスト】 冲方丁/はいむらきよたか 富士見ファンタジア文庫 感想 まさしくテンペストの名の通り、嵐も嵐、大嵐。突風吹き荒れ豪雨降り注ぐ大嵐に翻弄される一葉の葉っぱのごとく、読んでるこっちは吹き飛ばされっぱなし。悲鳴と絶叫を喉を張り裂けんばかりにがなりながら、拳を振り上げ、全速力で走りだしたくなる。これはまさしく、息つく暇もなく、感情が上下左右に揺さぶ

    2008年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記
  • 2008年 我的漫画選 : 徒然雑記

    年も越してしまいましたが、改めまして昨年2008年度我的漫画選定でございます。 つーてもねー。2007年度の同じ記事を読み返してみたら、あんまりラインナップ変わってないんですよね。新規開拓が少ないとも言えるし、漫画に関しては新陳代謝が、たとえばライトノベルなどに比べるとゆっくりしているのかしら。 といったところで、順次行きましょうか。 一位【Landreaall】 おがきちか IDコミックス 12巻感想 13巻感想 これに関しては向こう十年は不動の一位でしょう。08年度に引き続いて、【Landreaall】。国内最高のファンタジー作品であります。 ウルファネア篇の完結となる12巻冒頭から、13巻の終わりまで主人公のDX不在のアカデミー編となるのですが、テンションマックスのままその面白さは一切変わらず。さらに、これは主人公の魅力が欠けているからではなく、むしろ不在であるからこそ主人公DXの存

    2008年 我的漫画選 : 徒然雑記
  • 2008年ライトノベル系新人作品 : 徒然雑記

    前年度は新人賞受賞者と最終選考作だけ引っ張ってきましたけど、今回はもうちょっと勉強して、とりあえず新人さんらしき人は全部あげてみましたとさ。 少女系レーベルはやっぱり追い切れないや。 太字は既読、細字は未読。 タイトルリンクは私の感想。画像リンク先はAmazonへの商品リンクとなっています。 <電撃文庫> 【ほうかご百物語】 峰守ひろかず [第14回電撃小説大賞<大賞>] 【君のための物語】 水鏡希人 [第14回電撃小説大賞<金賞>] 【under 異界ノスタルジア】 瀬那和章 [第14回電撃小説大賞<銀賞>] 【藤堂家はカミガカリ】 高遠豹介 [第14回電撃小説大賞<銀賞>] 【葉桜が来た夏】 夏海公司 [第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>] 【桜田家のヒミツ 〜お父さんは下っぱ戦闘員〜】 柏葉空十郎 [第14回電撃大賞<最終選考作>] 【リリスにおまかせ!】 麻宮楓 [第14回電撃

    2008年ライトノベル系新人作品 : 徒然雑記
  • 2007年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記

    普段、月ごとに公開している月間総括での最高ランクは五つ星。最大評価の星付けがそれな訳ですが、ハッキリ言って五つ程度に収めてたらこっちの気持ちが収まらねえゼッ!! という実質の七つ星。 八岐のライトノベル読歴においての殿堂入り作品。 いわゆる神作品。 【いぬかみっ!14 完結編 〈下〉 〜fly high high〜】 有沢まみず/若月神無 電撃文庫 感想 理想と現実は違うんだ! というセリフ、よく聞きますけど。ここに一つの恐るべき理想が現実となった結果があります。 活劇を書いているものなら、誰もが描きたいと夢想するであろう至高のクライマックス、極限の最終決戦、究極の大団円。 でも、そんなもの書けないから夢想の領域だってのに……。 だぁぁ、実際に書いちゃったバカが現れましたよ!!?? バカとか言ってすみません。でも、もうアホかと。そう呆れて涙目になって踊るしかないくらいの最高傑作。 【BLA

    2007年我的ライトノベル・ベスト : 徒然雑記
  • 十三番目のアリス 3 : 徒然雑記

    【十三番目のアリス】 伏見つかさ/シコルスキー 電撃文庫 Amazon bk1 この作品では、男どもは完全にヒロイン扱いというのが明らかとなったサブキャラメインの短編集。ここで脇に焦点を当てて短編を組んできたのは正解だと思われ。 というわけで、自分が主役に収まるやいきなし大暴走を開始する大変人宮田怜奈。編ではまだ変人の枠に収まっていたような気もするけれど、実は変人ではなく変態であることが発覚する短編『女子寮の眠り姫』 姫じゃねえだろ(笑 現パートナーというか腐れ縁というか蜘蛛の巣に囚われたトンボと蜘蛛というか、あらすじ文でいうところのすれ違いカップルとなる桐山誠人との馴れ初め話。 普通に受け止めるなら、誠人としてはかなり美味しいイベント盛りだくさんの話のはずなのだけれど、あんまりそうは見えないのはやはり怜奈が変態っぽいからか。 これも、あくまで男の誠人の方がヒロインぽいんだよなあ(笑 『

    十三番目のアリス 3 : 徒然雑記
    deltazulu
    deltazulu 2007/04/18
    面白そうと思わせる感想にやられました。買うつもりなかったけど「サブキャラメインの短編集」なら読んでみようかなあ。asin:4840238022
  • ハルカ 天空の邪馬台国 : 徒然雑記

    【ハルカ 天空の邪馬台国】 桝田省治 Amazon bk1 …………むう(苦笑 いやもう、どうコメントしたらいいのか迷ってしまった。 すみません。とりあえず謝っておこう。 煩悩万歳。 ファミ通文庫の【鬼切り夜鳥子】シリーズでも思ったんだけど、私はこの人の描くあっけらかんとした女の子や男の子が、かなり好きらしい。とっとことっとこ駆け足だかスキップだかわからん軽快なノリで進んでいくストーリーもセットでね。 波長が合ったのだろうし、この人の描く実はネチネチしてるくせにサラっとした読み応えのエロスも、かなーり好きである。 カミングアウトするなら、鬼切り夜鳥子の二巻のあとがきで、こっちの方がエロいですよー、なんて書いてあるから思わず買ってしまったような戯けでありますし……いや、実際エロかったっすよ?(苦笑 番こそないものの、こいつら屈託なくイチャイチャベタベタペッティングしまくってるし。 こうなっ

    ハルカ 天空の邪馬台国 : 徒然雑記
    deltazulu
    deltazulu 2007/03/27
    気になる。いや、たぶん、そこだけじゃないけど。「いや、実際エロかった」asin:4757734123
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