Twitterにいる実名の人と匿名の人 2009年を振り返り、ウェブサービスで一番話題を集め続けたのはやはりTwitterだろうか。Twitterはおしゃべりに他ならないので、いろいろな切り口で語れるというおもしろさがある。筆者が特に趣き深いとおもうのは、ひとつのタイムラインの上で米国流の実名主義と日本流のハンドルネーム主義が混在していることだ。実名で仕事や生活の話を次々とつぶやいているのは、ITベンチャーの社員やライター、作家、アーティストや芸能人などが多い。一方でいわゆる大企業の会社員がTwitterを実名で利用している例がどれだけあるかというと、私の見る限りおどろくほど少ない。なぜだろう。 おなじような現象はブログにおいても見られる。やはりITベンチャーの人達が実名で使いこなす一方で、多くのブロガーは「某メーカー勤務」などとプロフィールに書くだけで匿名に留まっている。いまさらブログ書